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ビリー・アイリッシュの兄でコラボレーターのフィニアス・オコンネルはフィニアス名義での新曲“Angel”が公開されている。

フィニアス・オコンネルはビリー・アイリッシュのデビュー・アルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』のソングライティングとプロデュースを手がけているほか、ツアー・メンバーとして彼女のツアーにも帯同している。ビリー・アイリッシュがデビュー作に先駆けて2016年にリリースした楽曲“Ocean Eyes”は元々、フィニアス・オコンネルが以前いたバンドのために書いた楽曲だったことでも知られている。

フィニアス・オコンネルは今回、恋人の不在を憂う気持ちについて歌った新曲“Angel”がリリースされている。「I bought a house to live in / But you’re the home I’m missin’ / I know that nothing lasts forever(住むための新居を買った/けど、僕が恋しいのは君という家なんだ/何事も永遠には続かないことは分かってる)」とフィニアス・オコンネルはピアノやストリングスに微かなエレクトロニックのビートが加わった音楽に乗せて歌っている。“Angel”はその後、リヴァーヴの効いたドラムのサウンドが加わってエモーショナルなクライマックスを迎えるというバラード曲になっている。

“Angel”の音源はこちらから。

フィニアス・オコンネルは米『ビルボード』誌とのインタヴューで新曲について、昨年にビリー・アイリッシュの公演のバックステージで書いたものであることを明かしている。

「コーヒーを淹れてピアノに座り、1時間で書き上げてその日の晩に初めて演奏したんだ」とフィニアス・オコンネルは語っている。「愛というのはいつも僕にとって最も重要なもので、僕の人生は愛に導かれてきたんだ」

「誰かと恋に落ちると、これは現実に起きていることなのかって恐ろしくなることがあるわけでさ。僕がこの曲で歌いたかったのはそういう感情なんだ」

“Angel”はフィニアス・オコンネルが今年に入ってからリリースした2曲の新曲、“Claudia”と“I Lost a Friend”に続く新曲となっている。

フィニアス・オコンネルは今年4月に『NME』とのインタヴューで2019年を通して多くの新曲をリリースする予定であることを明かして、「夏には連続してたくさんの曲をリリースする予定」だと語っている。

「今日において、フル・アルバムのリリースを待つには相当な意思が必要なわけでね。シングルたちがそれを助けてくれるんだ」と彼は語っている。「それに僕は去年のビリーのツアーでオープニング・アクトを務めているし、自分の曲をライヴで演奏すると、自分がどんな音楽を作りたいかに気づけるんだよ」

一方、ビリー・アイリッシュとフィニアス・オコンネルは先日、両親と共にナードワーのインタヴューを受けている。

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