ブライアン・ウィルソンは精神的な不安のためにツアーを延期したことを受けてファンから寄せられたメッセージへの感謝を述べている。
ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンは以前からメンタル・ヘルスに問題を抱えていることを公にしていたことで知られているが、先日、背中の手術を終えた後で「違和感や恐怖心」を抱えるようになってしまったことを明かしている。ブライアン・ウィルソンは回復やそれに向けた治療を受ける時間にあてるために、今月予定されていたツアーの日程を延期することを発表している。
ブライアン・ウィルソンは現地時間6月10日に自身のソーシャル・メディアを更新して、ファンからのサポートへの感謝を示している。「ブライアンやメリンダ、ブライアン家の一同は皆さんから素敵なお言葉や励ましのお言葉に感謝しています」と投稿には綴られている。
「ブライアンはよくなって、秋に皆さんにお会いすることを楽しみにしています。ラヴ&マーシー」
Brian, Melinda and the Wilson family would like to thank all of you for your wonderful notes and good wishes. Brian looks forward to feeling better and seeing you again this Fall. Love & Mercy. pic.twitter.com/AZhOZvTm81
— Brian Wilson (@BrianWilsonLive) June 10, 2019
ブライアン・ウィルソンは現地時間6月6日に、自身のウェブサイトに掲載した公開書簡で次のように述べている。「私が何十年にもわたって精神的な病を抱えていたことはよく知られているところです。耐え難い時期もありましたが、医師や薬物療法に助けられながら、これまでの道のりを支えてくれた家族や友人、ファンの皆さんのおかげで、素晴らしい健康的で実りのある人生を送ることができています」
「御存知かもしれませんが、私は去年あたりから背中の手術を3度受けました。手術は成功し、かつてよりも身体そのものはかなり強くなっています」
「しかしながら、手術を受けてから違和感を感じるようになってしまい、しばらくの間、恐怖心を抱えてしまっています。自分が自分でないような気がしているのです。精神的な不安から来るものだと思います。その原因は分かりませんが、今の状態でツアーに出るのはよくないと感じており、私はロサンゼルスに戻ることにしました」
ブライアン・ウィルソンは今月に予定されていたアメリカでの「ペット・サウンズ&グレイテスト・ヒッツ」ツアーの日程のほか、ザ・ゾンビーズとの「サムシング・グレート・フロム・’68」ツアーでの公演を含む、8月31日までに予定されていた公演をすべて延期している。
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