DJキャレドは自身の最新作『ファーザー・オブ・アサド』が全米アルバム・チャートで1位を逃したことを受けて米『ビルボード』誌に訴訟を起こすと報じられている。
DJキャレドは5月17日に2年ぶり通算11作目となるアルバム『ファーザー・オブ・アサド』をリリースしている。同作にはジェイZ、フューチャー、ビヨンセ、ポスト・マローン、トラヴィス・スコット、J.バルヴィン、カーディB、シザ、ブジュ・バントンといったアーティストが参加している。
『ファーザー・オブ・アサド』は同日にリリースされたタイラー・ザ・クリエイターの最新作『IGOR/イゴール』に3万枚の差で破れ、全米アルバム・チャートの首位を逃している。
『ニューヨーク・ポスト』紙のサイト「ページ・シックス」によれば、DJキャレドは米『ビルボード』誌が自身のアルバムの10万枚分のセールスを計上しなかったことを訴えるとのことで、これらのセールスはエナジー・ドリンクとのバンドルで販売されたという。
報道によれば、米『ビルボード』誌は当初、これらのセールスをカウントすることで同意したものの、その後撤回したという。「DJキャレドの関係者」は「ページ・シックス」に次のように明かしている。「キャレドのチームが変更を訴えた際にも、ビルボードはそれを拒否しました」
「ページ・シックス」は以前、タイラー・ザ・クリエイターが全米1位を獲得したことを知った際にDJキャレドが激昂して、自身が所属するエピック・レコードのオフィスで癇癪を起こしていたとする「複数の関係者」の証言を報じていた。
「彼は側近を引き連れてエピック・レコードに押しかけました」とDJキャレドの関係者は「ページ・シックス」に明かしている。スクリーンに自身のアルバムが全米チャートの2位にランクインする見込みであることが映し出された際のDJキャレドの反応について、情報筋は次のように明かしている。「彼は怒りを込めて叫びながら、癇癪を爆発させていました」
一方、DJキャレドは今年1月、映画『バッド・ボーイズ』シリーズの新作『バッド・ボーイズ・フォー・ライフ(原題)』にウィル・スミスやマーティン・ローレンスらと共に出演することが発表されている。同作は2020年の公開が予定されている。
また、DJキャレドはウィル・スミスがジーニー役を演じている映画『アラジン』で“Friend Like Me”をラップ風にリワークした音源を手がけている。
DJキャレドが手がけた“Friend Like Me”の音源はこちらから。
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