ノエル・ギャラガーは自身がこれまで手がけてきた中で最高だと思う歌詞のオープニング・ラインを明かしている。
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは6月14日に新EP『ブラック・スター・ダンシング』がリリースされることが決定しており、新作からはこれまでに“Black Star Dancing”と“Rattling Rose”の2曲が公開されている。
ノエル・ギャラガーは今回アイルランドのラジオ局「トゥデイFM」の番組「ジ・イアン・デンプシー・ブレックファスト・ショウ」に出演して、かつて「一番難しいのは歌詞の始めの部分を書くことだ」と語ったことになぞらえて「これまで書いた中で最高だと思うオープニング・ラインはどの曲か」という質問に答えている。
「“Supersonic”の最初の歌詞だね。『I need to be myself / I can’t be no one else』だよ」とノエル・ギャラガーはオアシスが1994年にリリースしたファースト・アルバム『ディフィニトリー・メイビー』からのファースト・シングルの名前を挙げている。「あの歌詞は数秒で思いついたんだ」
ノエル・ギャラガーは続けて、“Supersonic”は「スタジオで意図せずに」書いたという新曲“Black Star Dancing”と似ているところがあるとして次のように語っている。「“Black Star Dancing”も“Supersonic”と似ているところがかなりあるんだ。同じようなドラム・ビートを使っているし、テイストも似ている。分野は異なっているし、音楽については対照的ではあるんだけどね。“Supersonic”もスタジオで別の仕事をしながら、夜に思いついたような曲だったんだ」
ノエル・ギャラガーは同じインタヴューの中でギター・ミュージックの現状についても言及しており、ギター・ミュージックは復活したように思うかという質問に次のように答えている。「そうだな。ここ10年くらいはみんなギターを首にかけているだけで、演奏なんてしていなかったわけだからね」とノエル・ギャラガーは語っている。「機が熟し過ぎたという感じだよ。エレクトロ・ポップも同じくらい素晴らしいものだと思うけど、ギターやギタリストたちについてはそこに人間的な要素が加わっているんだ」
一方、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズはバッキング・シンガーでハサミの演奏者であるシャルロット・マリオンヌが2019年の残りのツアーに帯同しないことが発表されている。
2017年にハサミの演奏者としてノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズに参加したことが話題になり、以来彼らのツアーに帯同してきたシャルロット・マリオンヌは今回、2019年の残りのツアーに帯同しないことが発表されている。
「この上ない悲しみと共に、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは個人的な理由のためにシャルロット・マリオンヌが2019年のワールド・ツアーから離脱することを発表しなければなりません」とノエル・ギャラガーはツイッターで発表している。
「可能な限り早く彼女をまた迎えられることを楽しみにしています……チケットはご購入いただいた場所で払い戻しに対応いたします」
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