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ブライアン・ウィルソンは背中の手術を終えて「精神的な不安」を抱えていることを明かして、今月予定されていたツアーの日程を延期することを発表している。

ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンは以前からメンタル・ヘルスに問題を抱えていることを公にしていたことで知られているが、今回、背中の手術を終えた後で「違和感や恐怖心」を抱えるようになってしまったことを明かしている。ブライアン・ウィルソンは回復やそれに向けた治療を受ける時間にあてるためにツアーを延期することを発表している。

ブライアン・ウィルソンは現地時間6月6日に、自身のウェブサイトに掲載した公開書簡で次のように述べている。「私が何十年にもわたって精神的な病を抱えていたことはよく知られているところです。耐え難い時期もありましたが、医師や薬物療法に助けられながら、これまでの道のりを支えてくれた家族や友人、ファンの皆さんのおかげで、素晴らしい健康的で実りのある人生を送ることができています」

「御存知かもしれませんが、私は去年あたりから背中の手術を3度受けました。手術は成功し、かつてよりも身体そのものはかなり強くなっています」

「しかしながら、手術を受けてから違和感を感じるようになってしまい、しばらくの間、恐怖心を抱えてしまっています。自分が自分でないような気がしているのです。精神的な不安から来るものだと思います。その原因は分かりませんが、今の状態でツアーに出るのはよくないと感じており、私はロサンゼルスに戻ることにしました」

ブライアン・ウィルソンは続けて、久しぶりにパフォーマンスすることができるのを「楽しみ」にしていたとして、「レコーディングやリハーサル」のためにバンドと共にスタジオにも入るなど「調子はよくなっていた」と述べている。

ブライアン・ウィルソンは次のように続けている。「しかしながら、それは再び忍び寄ってきて、頭の中で葛藤するようになり、理由も分からずに思ってもいないことを口に出すようになってしまいました。これは以前には経験したことがないものであり、今も解明できていません」

「私は休んで回復に向けて医師と共に取り組む予定です。回復して、今年の後半に皆さんにお会いすることを楽しみにしています。音楽やファンの皆さんのおかげで私は進むことができます。今回のこともまた、乗り越えられるものであることを確信しています」

ブライアン・ウィルソンは2018年にリリースされたジャネール・モネイの最新作『ダーティ・コンピューター』に參加している。『NME』はブライアン・ウィルソンが参加したアルバムの表題曲について、「神々しいヴォーカルのハーモニー」と評している。

また、ブライアン・ウィルソンは昨年、母校の高校から当時「F」判定だった音楽の成績を「A」に変更されている。

ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンは、カリフォルニアのホーソーン高校に在籍していた際、当時の音楽教師であったフレッド・モーガン教諭から、作曲課題として提出した後にザ・ビーチ・ボーイズのデビュー・シングル“Surfin’”の原曲となった楽曲に「F」の成績をつけられている。

ブライアン・ウィルソンが高校を卒業してから数年後に、フレッド・モーガンは次のようにコメントしている。「ブライアンは私に、後に“Surfin’”となった作曲課題を提出しました。作曲課題としては『F』判定でしたが、それで100万ドルを稼いでしまいましたね」

ホーソーン高校で現在音楽の教鞭を執っているヴァネッサ・ランデスフィールド教諭は昨年、当時のブライアン・ウィルソンの成績を変更し、ブライアン・ウィルソンを高校に招いて正式に新たな成績を授与している。

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