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マック・ミラーは遺族の意向によってドキュメンタリー作品の制作が白紙になったことが明らかになっている。

フィルムメーカーのC・J・ウォーリスは先日、2018年9月に亡くなったマック・ミラーについてのドキュメンタリーを制作する計画があることを明らかにしていた。

今回、C・J・ウォーリスはマック・ミラーのマネージャーであるクリスチャン・クランシーや彼の遺産管理団体の意向を受けてドキュメンタリーの制作を中止することを明らかにしている。「僕らは来年にマック・ミラーのドキュメンタリーの制作に着手したいとツイートしました。それと同時に、正式に制作に移行するために彼と近しかった人たちにコンタクトを取っていたんだ」

「クリスチャン・クランシーや遺産管理団体から連絡があって、マックの家族が今は制作の中止を望んでいるということを聞いたんだ。僕たちはすぐにそれに応じたよ。彼の関係者に悪い影響を与えるようなことは絶対にしたくないからね。目的とは正反対のことだ」

C・J・ウォーリスは続けて、関係者の許可を得るよりも前に計画を発表したことには「問題ない」とした上で、ドキュメンタリーについてマック・ミラーの人生を追うようなものにするつもりはなかったとしている。そのかわりにマック・ミラーの「仲間たちにマックについてのお気に入りのエピソードを話してもらい、それを励まされるようなポジティヴな作品として編集したものにする」予定だったという。

C・J・ウォーリスは現在は削除されている投稿の中で「マックの家族や友人、ファンに向けた信頼の置けるドキュメンタリーを作るために、彼のインタヴューやコンテンツを集めたい」とツイートしていた。

一方、マック・デマルコは先月、5月10日にリリースした最新作『ヒア・カムズ・ザ・カウボーイ』にマック・ミラーをインスピレーションとした楽曲が2曲収録されていることを明かしている。

「僕らは変わった経緯もあって、それで仲良くなったんだ。亡くなる時まで1週間に何度も彼のところに行っていたりしたんだ」とマック・デマルコは語り、最新作に収録されている“Heart to Heart”と“Skyless Moon”にマック・ミラーが影響を与えたことを明かしている。

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