元ウー・ライフのトム・マックラングことフランシス・ラングが11月20日にニューEP『Faeher’s Son』をリリースするが、同作からの新曲“Oh My Love”が公開されている。
2012年に解散したウー・ライフのメンバーであったフランシス・ラングだが、ここ3年はソロ作品をリリースしており、EP『Faeher’s Son』を自身のレーベル、ソングス・レコーズからリリースする。
ソロ作について『NME』に語ったところによれば、楽曲にクラシックな何かを与えたかったと認めている。「2012年からフランシス・ラング名義で音楽を出してるんだけど、リリースは久しぶりなんだ」と彼は語っている。「ちゃんとしたものを出したかったんだ」
「曲を書いている時はアレックス・チルトンやビッグ・スターをよく聴くんだけど、すごいものがあるのが分かるんだよね。そして、あんな巨大なクラシックなポップ・センスを持った楽曲を書くのって難しいんだよ。昔のクラシックな70年代のポップ・ソングに対抗できるような曲を書きたいんだ。それこそABCソングブックのような単純さというかね。ヴァースがあって、コーラスがあって、ブリッジがあるっていう何のギミックもない曲だよね」
“Oh My Love”の音源はこちらから。
ウー・ライフについてフランシス・ラングは、時折バンドよりも評判のほうが先立ってしまったことを認めている。「ウー・ライフと似たようなことにも挑戦できたけど、多分失敗してただろうね」
「あのバンドではお前らこういう感じだろっていう見え方があるのを感じてたんだ。それで、その期待に応えようとするのを途中でやめちゃったんだよ。だって、俺らの個性も、自分自身の個性も、本当はそんな感じじゃなかったからね。だから、ほとんどのことはプレスが俺らに投影したがってたものだと俺は思ってるんだ。今回はより自分自身なんだよ。まやかしはないんだ。自分自身でいるほうがずっと楽だからね」
EP『Faeher’s Son』はデジタルとアナログ盤の2種類でリリースされ、アナログ盤はヘヴィ・ウェイトの白色のアナログ盤が500枚限定となっており、手書きの歌詞のシートが封入される。
EPのトラックリストは以下の通り。
‘Something Blue’
‘Where Life Comes To Live’
‘Oh My Love’
‘Back One Day’
‘Age Limits’
‘You Know What I Mean’
EPのリリースを記念して、11月16日にロンドンのセント・パンクラス・オールド・チャーチでライヴを行う予定となっている。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.