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スレイヤーとエクソダスのギタリストであるゲイリー・ホルトは最近のラップ・ミュージックのファンではないことを明かして、オールドスクールのラップのほうが好きだったと語っている。

ゲイリー・ホルトは先日、ミシガン州にあるロック・シティ・ミュージック・カンパニーを訪れてファンとのトーク・セッションを行っており、その中で昔のラップ・シーンを引き合いに出しながら今日のラッパーたちについて次のように語っている。「今じゃヒドい有様でさ……奴らは時代遅れな上に、韻も踏んでいないわけでね。めちゃくちゃだよ」とゲイリー・ホルトは語っている。

ゲイリー・ホルトは多くのタトゥーを入れている若手のラッパーに言及しながら観客の一人に向かって次のように語りかけている。「いいか、君は若者なわけだろう? 音楽でキャリアを築きたいかい? 顔にタトゥーを入れに行くといい。そうすればラップ・スターになれる。 バスで酔いつぶれている時のような、そんな見た目だよね。君の顔にペンで書いてやるよ。あいつらはそれを意図してやっていたわけでね。クレイジーだよな。あいつらは落書きだらけなんだ」

ゲイリー・ホルトは今日のラッパーたちの成功はステータスへの執着やソーシャル・メディアによるものだとした上で、次のように続けている。「知り合いにもラッパーは何人かいるし、彼らのことは好きだけど、あいつらはいつも『俺が持っているものを見てくれよ。俺のダイアモンドを見てくれ』っていう感じなわけでさ」

「この間、18歳のラッパーがフロントガラスを破壊して、それをインスタグラムにアップするためにロールスロイスを買ったっていう記事を読んだんだけどさ。マジでアホだよな。バカだと思うし、そいつが金を切らすことを願っているよ。後々になって、金のためにゴミ箱の裏でイチモツでもしゃぶってろっていうさ。『ファック・ユー』って感じだよ」

ゲイリー・ホルトによるトーク・セッションの模様はこちらから。

一方、スレイヤーは昨年、最後となるワールド・ツアーを2019年後半まで延長することを発表している。

スレイヤーは現在、最後となるワールド・ツアーを行っており、今夏にヨーロッパ・ツアーを行う予定となっているほか、今年の10月11日に予定されているマンチェスターでの公演が現時点で発表されている公演としては最後のものとなっている。

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