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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリストであるトム・モレロは先週末に出演したステージでブレグジッド党の党首であるナイジェル・ファラージを改めて批判している。

ミューズは先週末のロンドン・スタジアム公演から『シミュレーション・セオリー』を引っさげたツアーのUK公演をスタートさせており、トム・モレロとペール・ウェーヴスがサポート・アクトを務めている。

昨年10月にソロ名義では初となるアルバム『ジ・アトラス・アンダーグラウンド』をリリースしているトム・モレロは現地時間6月1日に出演したロンドン・スタジアムのステージで、ナイジェル・ファラージに宛てた特別なメッセージを公開している。

ギターの後ろの部分に貼られたメッセージには「ファック・ファラージ」と書かれている。

トム・モレロは長きにわたってナイジェル・ファラージを批判してきたことで知られている。

トム・モレロは昨年、ナイジェル・ファラージが自身のポッドキャストを「ファラージ・アゲインスト・ザ・マシーン」と名付けたことを受けて彼を「姑息な小便野郎」と批判しているほか、彼がかつて党首を務めていたイギリス独立党などの集会でレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの“Killing In The Name”を使うのを止めるよう、再三にわたって警告している。

「もし地下鉄でナイジェルに遭遇したら、偶然を装って彼を殴る準備はできているよ。あいつが殴られることを恐れて地下鉄に乗るなんてことはないんだろうけどさ」とトム・モレロは昨年9月に語っている。

「いずれにせよ、この最低な奴は自分の人種差別的な主張の基盤としてレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンを利用するのを止めたほうがいい。さもないと、俺たちが出ていくぞ。警告はしたからな!」

一方、トム・モレロとシステム・オブ・ア・ダウンのサージ・タンキアンは先月、クリス・コーネルへの追悼としてオーディオスレイヴの“Like A Stone”を共にパフォーマンスしている。

トム・モレロはソロとして出演したオハイオ州コロンバスでのソニック・テンプル・ミュージック+アーツ・フェスティバルのステージにサージ・タンキアンを招いて、2002年発表の楽曲“Like A Stone”を共にパフォーマンスしてクリス・コーネルに追悼を捧げている。

観客が撮影したパフォーマンスの映像はこちらから。

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