エド・シーランは来たるコラボレーション・アルバム『No.6コラボレーション・プロジェクト』を制作するに至った経緯について語っている。
エド・シーランは先日、2011年発表の『No.5コラボレーション・プロジェクト』に続くコラボレーション・アルバム『No.6コラボレーション・プロジェクト』を7月12日にリリースすることが発表されている。
エド・シーランはタレントのシャーラメイン・ザ・ゴッドによるインタヴューに応じて、本作の制作過程について語っている。
「(レーベルと)契約する前はEPをたくさん作っていたんだよ。それで、当時、大ファンだったUKのラッパーたちに参加してもらって、『No.5コラボレーション・プロジェクト』という8曲入りのEPを作ったんだ」とエド・シーランは語っている。「それ以来、自分の作品ではいかなるコラボレーションもやっていなかった。他の人の作品には参加したけど、自分の作品に関しては、自分だけのものにしていたんだ」
エド・シーランは続けて、今回の『No.6コラボレーション・プロジェクト』を思い立った経緯について次のように語っている。「ビヨンセやアンドレア・ボチェッリと、“Perfect”のシングルに取り組んでいた時のことだった。その時にラップトップで『No.6コラボレーション・プロジェクト』の音源に取り組み始めたんだ。それから1年を通して、ツアーをこなしながら自分がファンだった人たちに会って、久しぶりに『一緒にスタジオに入ろう』って言えたんだ」
「このアルバムに関しては、出したらそこで終わりにしようっていう感じなんだ。キャリアの次なるステージだとは考えていなくてね。作ってみたら、出してみたくなったものという感じなんだ」とエド・シーランは続けている。「僕にとっては、自分の好きな人たちを集めたコンピレーション・アルバムのようなものだね」
このアルバムを作るにあたって心がけたことについてエド・シーランは次のように語っている。「一番やりたくなかったのはレーベルに『あの人とやるべきだ』なんて言われることでね。今回の自分なりのルールは車で曲をかけてみて、一緒にやってみるというものでね。ビッグなアーティストがたくさんいて、そういう人たちとやることができたけど、それが目的ではなかったんだ」
「このプロジェクトは一つのアイディアから始まったんだ。(クリスティーナ・アギレラとP!NK、リル・キム、マイアが参加した)“Lady Marmalade”を覚えてる? あれをやってみるというアイディアだったんだよ。ブルーノ(・マーズ)も(ジャスティン・)ビーバーもいるぞってね。楽しくなりそうだろ? 最初に電話をかけたのはブルーノで、彼は『曲をやってみよう。俺たちだけでね』って言ってくれたんだ」
エド・シーランのインタヴューはこちらから。
『No.6コラボレーション・プロジェクト』からはこれまでに、ジャスティン・ビーバーとの“I Don’t Care”、チャンス・ザ・ラッパーやPnBロックとのコラボレーションとなる“Cross Me”が公開されている。
それぞれの音源はこちらから。
アルバムは15曲のトラックリストも公開されているものの、ゲスト参加している残りのアーティストは発表されていない。
エド・シーランは現地時間5月24日にフランスのリヨンで行った公演で“I Don’t Care”をライヴで初披露しており、その時の模様を自身のインスタグラムで公開している。
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.