チャーリーXCXは来たる「実験的な」ニュー・アルバムについて、自身の「すべてを注ぎ込んで」サウンドを押し拡げたものになっていると語っている。
チャーリーXCXは今月、リゾとのコラボレーションとなる新曲“Blame It On Your Love”を公開しており、同曲はチャーリーXCXにとって昨年の10月にリリースしたトロイ・シヴァンとの“1999”以来の新曲となっている。
2枚のミックステープに続いて通算3作目となるニュー・アルバムをリリースすることを示唆していたチャーリーXCXは今回、5ヶ月連続で楽曲をリリースするという新作についても語っている。
「今回はスモールなものにするのではなく、すべてを注ぎ込んでいるの」とチャーリーXCXは先週末に出演したBBCラジオ1のビッグ・ ウィークエンドのバックステージで『NME』に語っている。
「おそらくやり過ぎているかもしれないけど、入念に準備をしたいのよ。(2017年に『ナンバー1エンジェル』と『ポップ2』の2枚の)ミックステープをリリースして以来、自分のサウンドやポップ・ミュージックを限界まで押し拡げたいと考えてきた。私は自分の作った音楽を本当に誇りに思っていて、それぞれの楽曲にできる限りの特徴を持たせたいと思っているの」
彼女は次のように続けている。「間違いなくこれまで以上に実験的な要素が含まれているわ。素晴らしいプロデューサーたちと一緒に取り組んでいてね、A.G.クックだったり、ノマック……彼はサウンドをデザインするのが本当に上手なの」
「削ぎ落とされたものというよりは、今回のアルバムはハードな要素が存分に詰め込まれたものになっているわ」
チャーリーXCXは続けて、来たる新作がアルバムとしてのリリースになっていることについて訊かれると、次のように答えている。「私としては原則そう考えているけど、理論的に言えばアルバムよ。でも、ミックステープ言うときは、それで早く世に出せるからよね」
チャーリーXCXは短い制作期間の中でアルバムを作っていることについて語っている。「アルバム自体はそれほど短くはないのだけど、かなりの(短いプロセスで)作り上げたものになっているわ」と彼女は説明している。
「時間をかけ過ぎるのは好きじゃないの。ちょっとばかり時間はかけたほうだけど、まさに矢継ぎ早って感じよね。音楽について方向性を決めていく時に同時多発的な感じでありたいのよ。時間に迫られていたほうがいい音楽を作ることができるのよ」
「本能がすべてよ。いつだってそう。それこそがベストだって思っているわ」
チャーリーXCXは来たる新作でこれまでの作品にも参加してきたA.G.クックを再び迎えており、彼については次のように語っている。「間違いなく彼は最もお気に入りのコラボレーターの一人ね。私たちはお互いを信頼し合っているような感じで、すごく相性がいいの。前提として、私は彼の大ファンだし、彼が他の人の作品で手がけてきたプロダクションのファンでもあるの」
「今ではすっかり密接に仕事をしているけど、スタジオに一緒に入る時にはいつだって夢のような気分なの」
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