ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーはギター・ミュージックの現状について言及して、今も「実に興味深いギター・バンドたち」がいるとして、ギター・ミュージックは「依然として今日的な意味を持っている」と語っている。
マット・ヒーリーは以前、『NME』とのインタヴューで「今のギター・ミュージックにはたくさんの女性たち」がいるとして、男性がギターを持つ時代は「終わった」と語っていた。
しかしながら、マット・ヒーリーは今回、現地時間5月26日に出演したBBCラジオ1のビッグ・ウィークエンドでインタヴューに応じて、ギター・ミュージックは依然として今日的な意味を持っていると語っている。
「俺たちはみんな、音楽に取り憑かれているんだ。ブラック・ミディやペール・ウェーヴスといった、実に興味深いギター・バンドもいるわけでね」とマット・ヒーリーはBBC「ニュースビート」に語っている。
「それが興味深いものである限り、ギター・ミュージックは今日的なものであり続けるんだ」
マット・ヒーリーは先日、アラバマ州でいかなる妊娠の段階でも中絶を違法とする法案が可決されたことを受けて、同州で開催されたハングアウト・ミュージック・フェスティバルに出演した際に女性の権利に対する積極的な発言を行っている。
マット・ヒーリーは次のように語っている。「俺がすごく怒っている理由は(あの法案が)生活の保全のためではなく、女性の支配だと考えているからなんだ」
彼は続けて法案を通過させた人物を批判している。「あいつらは聖なる人々ではなく、単純に女性蔑視の最低な野郎たちだよ」
彼は次のように続けている。「これ以上、重要なことがあるか? 女性の生殖器官について女性が自分の思うようにできる自由以上のね」
一方、ザ・1975は先月、アメリカのテレビ番組「ザ・レイト・レイト・ショウ・ウィズ・ ジェームズ・コーデン」に出演して来たるニュー・アルバム『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム(原題)』について語っている。
マット・ヒーリーは短いスパンで新作をリリースすることについて次のように語っている。「1枚のアルバムでは不可能だと思うんだ。シングルを重視しているようなアーティストならできるだろうね。ドレイクとかそういう素晴らしいアーティストたちが世界にはいて、彼らはシングルに重点を置いているわけでさ。3分間、人々の注目を集めようっていうね。僕らの強みはそこではないんだ。けど、できる限り表現できるようにしたいと思っている。僕たちが作るのはアルバムなんだ。それで、もう1枚作らないといけないってわけさ」
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