ノエル・ギャラガーは最新シングルである“Black Star Dancing”のサウンドに改めて言及して、歳を取るにつれて冒険したいと思うようになったと明かしている。
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは6月14日に新EP『ブラック・スター・ダンシング』がリリースされることが決定しており、先日、表題曲となる“Black Star Dancing”のミュージック・ビデオが公開されている。
ノエル・ギャラガーは現地時間5月25日にニューカッスルでディス・イズ・ トゥモロー ・フェスティバルに出演しており、パフォーマンスに先駆けてBBCラジオ2のインタヴューに応じている。
ノエル・ギャラガーは“Black Star Dancing”がこれまでの自身の音楽とは違うサウンドになっていることを指摘されると、次のように語っている。「最近は違うことをやってみようと思っているんだ。普段はやらないようなことをね」とノエル・ギャラガーは語っている。
「今はベースを使って多くのことをやっているんだ。違うことに挑戦してみたいと思っていてね。歳を取るにつれて、冒険したいと思うようになったんだ」
ノエル・ギャラガーは続けて、今も1990年代の時と同様にツアーは自身にとって楽しいものであるかという質問に答えている。「演奏することに関しては、1990年代と同じ気持ちだね。ただ、移動に関しては少しつらくなっているところがあるよ。けど、今のバンドは素晴らしい人たちばかりだし、楽しい時間を過ごせている。正直、ツアーには終わりが見えないという感じだね」
“Black Star Dancing”のミュージック・ビデオを手がけたダン・カダンは先日、ノエル・ギャラガーのミュージック・ビデオをスカリーと共に監督するに至った経緯について次のように明かしている。「スカリーは僕とノエルの共通の友人でね。彼から連絡が来て、ミュージック・ビデオのアイディアがあると言われたんだ」とダン・カダンは語っている。
「スカリーは別の世界にいる人だから、そのアイディアを実現させる手段を持ち合わせていなくてね。それで、僕がどんな反応をするかを見越した上で連絡してきたんだよ。天才的だと思ったね。スカリーは僕と一緒に監督を務めてくれたんだけど、とてつもないクリエイティヴな才能の持ち主だということを証明してくれたよ」
ダン・カダンは次のように続けている。「『ザ・ホイールタッパーズ&シャンターズ・ソーシャル・クラブ』の映像と、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズが(1971年から1988年まで放送されていたテレビ番組の)『ジ・オールド・グレイ・ホイッスル・テスト』で“Stir It Up”を演奏した時の映像を組み合わせたお試し版を作ってみたんだけど、スカリーがノエルにそれを見せたところ、すごく気に入ってもらえてね。今やスカリーはすっかり解き放たれて、ノエルとの2本目のビデオのアイディアも思いついているほどでね。既に取り掛かり始めているんだ」
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