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スリップノットのクラウンことショーン・クラハンの娘であるガブリエル・クラハンは生前に薬物依存の問題を抱えていたことが明らかになっている。

ガブリエル・クラハンの訃報はスリップノットのツイッターの公式アカウントで伝えられており、ショーン・クラハンは投稿された声明の中で次のように述べている。「傷ついた心と深い痛みと共に、昨日、2019年5月18日に一番下の娘が亡くなったことを皆さんにお知らせします。娘は22歳でした……今後は家族や私のプライバシーに配慮していただければと思います。ありがとうございます」

ガブリエル・クラハンはショーン・クラハンが1992年6月にアイオワ州デモインで結婚したシャンテルとの間にもうけた4人の子供のうちの1人で、ガブリエルの兄弟であるサイモンや姉のアレクサンドリアはそれぞれのソーシャル・メディアで彼女に追悼の意を表している。

今回、地元紙『デモイン・ レジスター』にガブリエル・クラハンを追悼する記事が掲載され、その中で彼女が生前に薬物依存の問題を抱えていたことが明らかになっている。

「ガブリエルは何年も薬物依存に苦しんでいました」と追悼記事には記されている。「彼女は依存症に勇敢に立ち向かい、何度失敗しても、いつもまた立ち上がるような人でした。彼女は自分自身のために闘っただけでなく、同じように苦しんでいた他の人たちのためにも立ち上がっていました」

「もしも彼女に残しておきたい思い出があったとすれば、それは彼女が他の人々のために立ち上がり、思いやりや寄り添う心をいつも持っていた、依存症に立ち向かうことを諦めなかった人だったという思い出でしょう」

追悼記事ではガブリエル・クラハンについて「社交的な女性」だったとして、「アウトドアな性格で、何事にも明るく接する、思いやりや愛に溢れる心を持っていた」人物であったことも紹介されている。また、ガブリエル・クラハンは泳ぐことや湖畔で日焼けをすることも好きだったという。

『デモイン・ レジスター』紙に掲載された追悼記事はこちらから。

https://www.legacy.com/obituaries/desmoinesregister/obituary.aspx?n=gabrielle-crahan&pid=192944665&fhid=13075

ガブリエル・クラハンの死因は現時点で明らかになっていないものの、「TMZ」は彼女が薬物のオーヴァードーズで亡くなったと見られていると報じている。

ガブリエル・クラハンは亡くなる前、薬物を断って5ヶ月が経ったことを記念して「5」の数字が刻まれたバッジの写真を自身のインスタグラムに投稿していた。

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5 MONTHS ❤️

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ショーン・クラハンは現地時間5月22日にスリップノットの公式アカウントを通じて新たな声明を発表して、ファンから届いているメッセージに感謝の意を伝えている。

スリップノットは8月9日にニュー・アルバム『ウィ・アー・ノット・ユア・カインド』をリリースすることが決定しており、バンドは先週、新作からの新曲“Unsainted”のミュージック・ビデオをバンドメンバーの新たなマスクと共に公開している。

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