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リンキン・パークのマイク・シノダが、先日リリースから15周年を迎えたバンドのデビュー・アルバム『ハイブリッド・セオリー』での歩みについて詳しく語っている。

大ヒットとなった『ハイブリッド・セオリー』は2000年10月24日にリリースされている。UKチャートでは最高位4位を記録し、以降、UKでは150万枚、アメリカでは1022万2000枚を売り上げている。

BBCラジオ1の「ロック・ショウ」に出演したマイク・シノダは、自分たちについて「あのアルバムの収録、リリース前は、実家で音楽を作るただの子供だった」と語っている。

マイク・シノダによると、バンドは『ハイブリッド・セオリー』のレコーディング前、「すべてのメジャー・レーベルとLAのほとんどのインディーズ」に曲を披露したが、すべてに断られていたという。その経験こそが「絶対に(デビューを)勝ち取ってやる」という気持ちでメンバーをレコーディングに臨ませることになったと話している。

ラッパー兼ギタリストであるマイク・シノダは、このレコーディングが当時バンドに加入したばかりだったフロントマンのチェスター・ベニントンにとってどれだけ勉強になったか語っている。チェスター・ベニントンは「まだ若くて、お気に入りの歌手のマネばかりしていた」という。

また、チェスター・ベニントンは一度もシャウトしたことがなかったので、メンバーはCDを貸して、やり方を教えなければいけなかったとのことで、その結果、彼はシャウトを「全エネルギーを放出できて、楽しい」と気に入ってくれることになったマイク・シノダは語っている。

マイク・シノダは“One Step Closer”が作られた経緯についても触れ、リンキン・パークをワーナー・ブラザーズと契約させた人物は、実はチェスター・ベニントンにバンドを辞めて、ソロ・デビューする様に説得したことがあり、この曲はその人物について書かれたものだという。

ラジオ1によるインタヴューの全編はこちらから。

http://www.bbc.co.uk/programmes/p0366rcw

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