オジー・オズボーンは今年に予定されていたツアーの全日程の延期を余儀なくされた怪我について、痛みをおさえるためにカンナビジオールを使用していることが明らかになっている。
今年4月、オジー・オズボーンは自宅で転倒して怪我を負ったとして、今年に予定されていたツアーの全日程を来年に延期することを発表している。先日、妻のシャロン・オズボーンはオジー・オズボーンの災難について怪我のために2003年のバイク事故で身体に埋めていた金属を取り出さなければならなかったことを明かしていた。
今回シャロン・オズボーンは、現地時間5月23日に出演したイギリスのトーク番組「ルース・ウーマン」で夫の健康状態についてあらためて語っている。
「夫にとっては実に大変な1年になっているわ。本当にね。今年はインフルエンザに始まって、気管支炎、さらには肺炎にまで悪化したの。それで彼は入院したけど、退院して順調に回復に向かっていたわ。そんなある日の深夜、彼はトイレに起きたんだけど、戻るときにベッドの下の絨毯につまずいて転んでしまって、ミラーでできているナイト・テーブルの角にぶつけてしまったの」
「数年前、夫はバイク事故で身体に金属棒を埋め込まなきゃならなかったんだけど、今回の事故で金属棒やそれが埋め込まれていた骨がみんな砕けてしまった。それで首に問題が生じて、手術を2つ受けることになったわ。幸い今は回復に向かっている。理学療法士と毎日一緒に運動しなきゃいけないんだけどね」
オジー・オズボーンは「ひどい痛み」を抱えているものの、それ以上に奮闘して2020年に予定されている「ノー・モア・ツアーズ2」までには完全に回復できるように集中しているという。
「彼は家に閉じこもっているなんて得意じゃないの」とシ彼女は語っている。「彼は復帰して、またバンドとツアーに戻りたいと思っているわ。待ち焦がれているみたいよ。実際、彼が挑もうとしているのは怪我のことなんかじゃなくて、前向き思考で進み続けるってことね」
また、過去に依存症を抱えてきたオジー・オズボーンだが、今回の治療によって鎮痛剤の中毒にならないか心配しているかと訊かれると、彼女は次のように語っている。「そういうことから夫はすっかり足を洗っているの。前回の手術以降、鎮痛剤を使わなきゃいけないんだけどね。でも、今は痛みのためであって、カンナビジオールかなんかを使っている。そうやって痛みに対処しているのよ」
カンナビジオールは大麻から抽出され、てんかんや神経系の疾患の治療に最も一般的に使われている。
延期された「ノー・モア・ツアーズ2」は2020年2月から再開する予定となっている。
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