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レディオヘッドのギタリストであるジョニー・グリーンウッドは映画『ボヘミアン・ラプソディ』のようなバンドの伝記映画を彼らが作る可能性は低いと語っている。

ジョニー・グリーンウッドは現地時間5月23日に行われたアイヴァー・ ノヴェロ賞の授賞式で自身が手がけた映画『ファントム・スレッド』のサウンドトラックで最優秀オリジナル・スコア賞を受賞しており、その後『NME』のインタヴューに応じている。ジョニー・グリーンウッドにとって映画は裏方から携わっているほうが好ましいようで、彼はインタヴューの中でレディオヘッドによる伝記映画が作られる可能性を否定している。

「そうだな、君たちはリアルタイムで、僕がいかに扱いにくくて魅力のない奴かっていうことを見ているわけだよね。 つまり、ひどい映画になってしまうと思うんだ。ゾッとするようなものにね」と彼は語っている。「バンドをスタートさせた頃の僕たちは、自分たちでレコーディングしたものを、自分たちで聴いてばかりいた。それ以上広めることに興味がなかったんだよ。とても内向的な集団だったんだ」

もし伝記映画が作られたとしたら誰に自身の役を演じてもらいたいかと訊かれると、ジョニー・グリーンウッドは次のように答えている。「『サタデー・ナイト・ライヴ』に出ていた、ちょっと変わった見た目の人は誰だっけ? 殺し屋から俳優になった男が主人公のコメディを最近作った人だよ」とジョニー・グリーンウッドはドラマ『バリー』で主演を務めるビル・ヘイダーに言及している。

他のメンバーを演じてもらいたい俳優については、フロントマンのトム・ヨークを演じてもらいたい俳優は分からないとした一方で、ギタリストのエド・オブライエン役にはスティーヴン・マーチャントの名前を挙げている。

また、ジョニー・グリーンウッドは『NME』に対して現在は今秋に控えているBBCによるクラシックのイベント「BBCプロムス」で披露する新曲に専念しているとして、トム・ヨークが「ディストピア的な不安」にインスパイアされたソロ・アルバムに取り組んでいることや、エド・オブライエンが「ブラジルにインスパイア」された初となるソロ・アルバムに取り組んでいることもあり、レディオヘッドとしての活動は後回しになっていることを明かしている。ジョニー・グリーンウッドはエド・オブライエンのソロ・アルバムについてはまだ聴いていないとしながらも、トム・ヨークの来たるソロ・アルバムについては「素晴らしいサウンド」になっているとして、「いくらかの素晴らしいストリングスが入っている」ことを明かしている。

オーケストラとの仕事は自身の作品やレディオヘッドとしての作品作りに影響を与えているかと訊かれると、ジョニー・グリーンウッドは次のように答えている。「いろいろな楽器についての多くのことを学べるし、オーケストラの奏者たちや彼らの奏でる音楽に心からの敬意を抱くようになるんだ。彼らが全身全霊でヴァイオリンを演奏していることに気がつくんだよ。そういう人たちが、目の前に48人もいるんだ」

「彼らと共に費やしてきた時間や努力のすべてが、5分の中に昇華されるわけでね。とても刺激的なものなんだ」

一方、トム・ヨークは以前レディオヘッドの今後について言及して、今年で20周年を迎える『キッド A』や『アムニージアック』期の「マテリアルを使って、なにかクールなことをやってみる」と語っている。

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