デヴィッド・ボウイの広報担当者は『NME』に対して、週末に報道された通り、来年デヴィッド・ボウイのニュー・アルバム『ブラックスター』が本当にリリースされることを認めている。
『ザ・タイムズ』は、デヴィッド・ボウイの通算25作目のアルバムが69歳の誕生日を迎える2016年1月9日にリリースされる予定だと報じていた。このリリース日についても正式に決定している。
デヴィッド・ボウイの広報担当者は、ニュー・シングルが「デヴィッド・ボウイの手掛けている舞台『ラザラス』のものではなく、アルバムのタイトル曲がアルバムに先駆けて11月20日にリリースされる」としている。
リリースについては認めながらも、デヴィッド・ボウイ陣営は他の先日の報道については否定しており、「サウンドやアルバムの内容については間違った報道」だとしている。
『ザ・タイムズ』はアルバムについて「これまでで最も奇妙で」「完全に気の狂った」になるかもしれないと評していた。またドイツのエレクトロ・ミュージックのパイオニアであるクラフトワークがジャズの影響とともに言及されていた。
アルバムは45分の長さで、7曲が収録されるとも報じられている。
アルバムのタイトル・トラックは10分の長さで、「グレゴリア聖歌、ソウルのパート、エレクトロニックなビートと電子音、ボウイの唯一無比のヴォーカル」が収録されているという。
アルバムに続くツアーは行われないようで、2週間前にデヴィッド・ボウイは「ツアーを引退した」と報じられている。
また、デヴィッド・ボウイはここのところ再発のシリーズをリリースしていて、そのなかには1969年から1973年を振り返ったボックスセットや何枚かのスペシャル・エディションの7インチなども含まれている。
彼はまた『ラザラス』と題された『地球に落ちて来た男』をベースにした舞台の脚本も共同で手がけており、この舞台には「デクスター 〜警察官は殺人鬼」で知られるマイケル・C・ホールが出演し、デヴィッド・ボウイの新曲も使用される見込みだという。
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