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リアム・ギャラガーはドキュメンタリー作品『アズ・イット・ワズ』からさらなるトレイラー映像が公開されている。

6月7日にUKで劇場公開される本作はリアム・ギャラガーがソロ・アーティストとのキャリアを始める様を追ったもので、ソロ・デビュー・アルバム『アズ・ユー・ワー』の制作やアルバムを携えてツアーに出るところをカメラ・クルーがステージでもバックステージでも密着したものとなっている。

『アズ・イット・ワズ』からは先月最初となるトレイラー映像が公開されていたが、今回、オンラインで新たなトレイラー映像が公開されている。公開された映像は約10年前にオアシスが解散した時の模様から始まるものとなっており、映像の中でリアム・ギャラガーはオアシスの解散で「道を失った」と語っているほか、バンドの解散について「あのバカが俺のバンドを解散させた」とノエル・ギャラガーについて語っている。

「このゴタゴタを抜け出すには音楽しかなかったんだ」ともリアム・ギャラガーは語っており、ソロでのファースト・アルバムのセッションを行う様子が映し出されている。さらに別の人物の声でリアムが「(ソロ活動が)どんなものになるのか、少し不安を抱えていた」と述べられている。

その後、トレイラー映像ではリアム・ギャラガーがソロに乗り出してからのハイライトとなるシーンが次々と映し出されており、アルバム・チャートでの首位獲得やNMEアウォーズでのゴッドライク・ジーニアス賞の受賞、グラストンベリー・フェスティバルでのパフォーマンス、マンチェスターで開催されたチャリティ・ライヴ「ワン・ラヴ・マンチェスター」への出演などが振り返られている。「俺がマイクに近づいて歌う時、誰も俺の邪魔をすることはできないんだ」とリアム・ギャラガーは語っている。

また、トレイラー映像の中でリアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーの母親は二人の仲について「新しい1年が始まって、また一緒にやっていくことになると思うわ」と語っているほか、リアム・ギャラガーは自宅にあるノエル・ギャラガーの写真を指差して「まさにフィリップ王子だよな」と揶揄している。

『アズ・イット・ワズ』は現地時間6月6日にロンドンのアレクサンドラ・パレスでワールド・プレミアが行われることが決定しており、当日はリアム・ギャラガーがパフォーマンスを行う予定となっている。

作品の概要には次のように記されている。「オアシス時代の目も眩むような、まさに“Champagne Supernova”と言える時期の成功から、追放されて、退屈さと酒、法廷闘争による音楽的につらい日々の中で迷い、窮地に立たされたロック史上最も偉大なフロントマンの1人を描いた感動的なストーリー」であり、「リアム・ギャラガーがノエル・ギャラガーの陰から抜け出して世界屈指のバンドから1人でスタートし、裸一貫で、隠れる場所などない中で最高のカムバックを果たすためにすべてをかける」様が描かれているとしている。

また、リアム・ギャラガーは今年、セカンド・ソロ・アルバムのリリースが見込まれているほか、グラストンベリー・フェスティバルのメイン・ステージに出演することも決定している。

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