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ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるダフ・マッケイガンは結成メンバーであるイジー・ストラドリンがバンドに復帰する可能性に言及している。

ガンズ・アンド・ローゼズは2016年4月にクラシック・ラインナップでの再結成が実現しているが、アクセル・ローズと共に結成メンバーであるイジー・ストラドリンはこの再結成に参加していない。

ダフ・マッケイガンはコロラド州のラジオ局「92.9 ザ・ベアー」のインタヴューに応じて、イジー・ストラドリンが復帰する可能性はあるかという質問に次のように答えている。「最初に実現させようとしていたことではあるんだけどね。うまくいかなかったんだ」とダフ・マッケイガンは語っている。

イジー・ストラドリンは昨年、米『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙の取材にEメールで応じて、ガンズ・アンド・ローゼズの再結成ツアーについて次のように述べている。「今のガンズ・アンド・ローゼズのツアーは連中にとって大きな成功となったよな。俺の不参加は単に交渉の過程で妥協点に達することができなかったというだけなんだ……それが人生だよ。時にうまくいかないこともあるんだ」

一方、ダフ・マッケイガンは同じインタヴューの中でガンズ・アンド・ローゼズのツアーで経験してきたことについての書籍を書く可能性にも言及して、次のように語っている。「ツアーでの移動中に素晴らしい本を何冊か読んでいたんだけどさ」とダフ・マッケイガンは語っている。「『シアトル・ウィークリー』や『ESPN』、それから他のところでもいくつかコラムニストを務めていたわけでね。コラムニストとして、当時は観察者になる必要があったんだ。毎週、新しいコラムを書かなければいけなくて、周囲で起きていることを観察する必要があったからね」

「ツアーに出発した時に、自分の中のコラムニスト的な部分が帰ってきたような気がしたんだ。バンドの内部を観察していたわけではないんだけどさ。内部で起きたことをすべて明かすようなものを書くつもりはないよ。悪趣味な感じがするからね」

ダフ・マッケイガンは次のように続けている。「言うまでもなく、今はこれまでの歴史においても実に興味深い時代になっているわけでさ。よりひどくしているのはケーブル・テレビのニュースだったりコメンテーターのディスカッションがずっと流れていることだよね。俺も他の人たちと同様に関わりたくないと思ったんだよね」

「ツアーに出発するより前は俺はディベートをきちんと観たいと思っていた。俺は18歳になった時から毎年、投票に行っているんだよ。シアトルの投票だったり、国民投票、州の投票、連邦選挙もそうだし、そのどれもに関心を持っていた。候補者全員の意見を聞くようにしていてね。俺はそういうことをやっているオタクの1人なんだよ。投票するのは俺たちの義務だし、参加する責任があるわけでね。選抜徴兵制に申し込まなければいけない18歳の頃から選挙に行っているんだ。パンク・ロック好きのガキだった頃からね。『オーケー。起きていることに自分の意見を伝えたほうがいい。選抜徴兵制に申し込もう』っていうふうに思っていたんだ」

「声を上げるには、投票に行くしかないわけでね」と彼は続けている。「以来、きちんと気にかけるようにしているんだ。(2016年の米大統領選に出馬した)ジョン・ケーシックが何を伝えたいのかを知りたいと思ったし、バーニー(・サンダース)や他の人々の話にも耳を傾けたいと思った。そうした議論がニュースで行われているということに気がついたんだ。そこでは、議論がどんどん加熱していくわけでね。すごく興味深いと思ったよ。ツイッターでいろいろな人をフォローして、それって全部間違いだったわけだけどさ」

「俺はケーブル・テレビであらゆるニュース番組を行ったり来たりしていたんだけど、ツアーが始まってからは、テレビやパソコンを点けないように意識して、ツイッターでフォローし始めた人たちもミュートするようにしたんだ。単なる罵り合いみたいになっていたからね。ツイッターを開くという行為は、アニメ映画に出てくるような、開けると叫び声が聞こえてくる扉を開くようなものだったんだ。それで、閉じておくことにしたんだよ」

「シラフになってからの25年間で、歴史に関する多くのことを読んできた。俺が情熱を傾けられることであり、歴史を読むことは趣味なんだ。自分が訪れる場所にはすごく興味があるし、読んだことのある場所を訪れることにも興味がある。コンピュータやツイッター、ニュースを閉じて、観光地やそうでない場所も含めていろいろな場所を訪れてみても、最終的には人々と話すことになるわけだけどさ。人々と話すと、面白いことに気がつくんだ。ツアーに出る前にニュースで感じていたような雰囲気を感じないんだ。とても興味深いと思ったね。面と向かって罵り合うようなことはないんだよね」

ダフ・マッケイガンは5月31日にソロでのニュー・アルバム『テンダネス』をリリースする予定となっている。

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