10月24日にロンドンのラウンドハウスで、クリームのジャック・ブルースの逝去から1年を記念したスペシャル・トリビュート・コンサートが開催された。ライヴはジャック・ブルースの友人や家族によるパフォーマンスが行われたもので、クリームの“Sunshine of Your Love”と“We’re Going Wrong”のカヴァーで、この日の盛り上がりは最高潮に達した。
この日ライヴを行ったミュージシャンは、「サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ」と名付けられており、クリームのドラマーであるジンジャー・ベイカー、ロキシー・ミュージックのギタリストであるフィル・マンザネラ、ジェスロ・タルのイアン・アンダーソン、リヴィング・カラーのヴァーノン・リード、ジャック・ブルースの娘であるアルーバ・レッドらが参加している。米『ローリング・ストーン』誌によれば、イースト・アングリアの子供のためのホスピスへの寄付を集める目的で開催されたという。
声明のなかで「サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ」の音楽監督であるニティン・ソーニーは次のように語っている。「ジャック・ブルースは若い頃の最大のヒーローの一人でした。完璧なミュージシャンであり、作曲家であり、世代を代表するような、その最もクリエイティヴで多岐に亘る音楽マインドと魅力的な声によって、まったくもってロックの天才でありました」
この日の公演の模様はこちらから。
ジャック・ブルースは昨年の10月25日に享年71歳で亡くなった。ロンドンのゴールダーズ・グリーン・クリマトリアムで行われた葬儀には、エリック・クラプトンやジンジャー・ベイカーをはじめ、フィル・マンザネラ、ニティン・ソーニー、プロコル・ハルムのフロントマンであるゲイリー・ブルッカーらが参列している。
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