エアロスミスのギタリストであるジョー・ペリーはハリウッド・ヴァンパイアーズとしての来たるニュー・アルバム『ライズ』について語っている。
アリス・クーパー、ジョー・ペリー、そしてジョニー・デップからなるハリウッド・ヴァンパイアーズは6月21日にセカンド・アルバム『ライズ』をリリースすることが決定しており、リリースの発表と合わせてアルバムからはリード・トラックとなる“Who’s Laughing Now”が公開されている。
ジョー・ペリーは『コーチェラ・ヴァレー・ウィークリー』誌とのインタヴューに応じて、2015年にリリースしたセルフタイトル作に続くハリウッド・ヴァンパイアーズとしてのニュー・アルバムについて語っている。
「俺たちは新作をものすごく楽しみにしているよ。間違いなくね」と彼は語っている。「前作をリリースした後で、俺たちはツアーに出てそのほとんどの曲を演奏したわけだけどさ。そのほとんどがカヴァー楽曲だったけど、ステージに立った時に確信したのは、俺たちが単に昔の名曲を演奏して、亡くなった友人たちにオマージュを捧げるだけには留まらない存在だということでね」
「ようやくスタジオで新曲に取り組めたことを嬉しく思っているし、ライヴで披露するのが楽しみだよ。アリスは一緒に演奏していて本当に素晴らしい人なんだ。俺たちはまた、スタジオで多くの時間を共に過ごすことができた。ジョニーもここ数年はスタジオに出たり入ったりになっていたし、全員がそうだったんだ。実際、前回のツアーでも新作に入っている楽曲を何曲かは演奏しているんだけどさ。今回のツアーでは、新作の曲を8曲か9曲やる予定だよ」
ジョー・ペリーは続けて、先月リリースされた新作からのリード・トラックとなる“Who’s Laughing Now”について語っている。
「今は曲に対する反応が返ってきているところなんだ」とジョー・ペリーは語っている。「あの曲だったり、アルバムではいくつかのリフが組み合わさっているんだけどさ。ライヴで披露するのが待ちきれないんだ。初めからそうだったんだけど、曲を書く時には大抵ライヴで演奏する時のことを想像しながら書いているんだ。このバンドでの数回のツアーを経て、このバンドにおける個人的な目標が少し変化したんだ」
「これまでよりも少し暗く、ヘヴィーにしたいと思っていてね。それから、自分がエアロスミスとしてやってきたことよりも遥かにオープンになっているとも思っている」
セカンド・アルバム『ライズ』には前作同様、亡くなったロック・ミュージシャンのカヴァーも収録されており、デヴィッド・ボウイの“Heroes”、ジム・キャロル・バンドの“People Who Died”、ジョニー・サンダースの“You Can’t Put Your Arms Around A Memory”のカヴァーが収録されている。本作のプロデューサーはトミー・ヘンリクセンとバンドが務めている。
ハリウッド・ヴァンパイアズは現地時間5月10日から北米ツアーに乗り出す予定となっている。
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