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ザ・プロディジーはフロントマンを務めていたキース・フリントの逝去を受け、ファンに向けてメンタル・ヘルスによりオープンになり、積極的に助けを求めていくよう促すメッセージを投稿している。

キース・フリントは3月4日にエセックスの自宅で亡くなっており、検視の結果、彼の死には事件性がないとして自殺と判断されている。キース・フリントは先日自宅のあったエセックスで葬儀が行われ、数千人のファンが葬列に参加している。

「もしも君が鬱や依存症、自殺願望に苦しんでいるのだとしたら、どうか1人で苦しまないで欲しい」とザ・プロディジーはバンドのインスタグラムに投稿している。

「ザ・プロディジーはメンタルヘルスの問題を改善するためのキャンペーンに全面的に協力し、与えられるに相応しい敬意をもって取り組みます」とザ・プロディジーは記して、UKでメンタルヘルスの問題を相談できるウェブサイトを紹介している。

一方、ザ・プロディジーの元ツアー・ギタリストで、本名をグラハム・バットというギズ・バッドは先日、今年のグラストンベリー・フェスティバルで予定されていたキース・フリントの追悼パフォーマンスをキャンセルすることを発表している。

ギズ・バッドは現在は削除されている自身のフェイスブックへの投稿で次のように述べている。「申し訳ないけど、キース・フリントを讃えるためのDJセットを辞退しようと思うんだ」とギズ・バッドは記している。「人々はこれを僕自身のプロモーションのためのものだと考えていて、そんな状況ではできないと思ったんだ。それに、メディアで大々的に扱われたことで、それに見合うものを提供できないとも思った」

彼は次のように続けている。「今回の辞退と、インターネットでの炎上は一切関係ないよ。キースに近しい人たちを不安にさせてしまったことが理由なんだ。望まぬ形で混乱を引き起こしてしまったんだ」

「混乱を引き起こして、因縁を作ってしまうようなことは絶対にしたくなかった。特に、今も、そしてこれからも悲しみに暮れ続けるであろう最も大切な関係者たちとの間にはね」

一方、キース・フリントは先日、ザ・プロディジーが1990年にバンドを結成したエセックスのブレインツリーの街に彼の銅像を建てるための署名活動がオンライン上で立ち上がっている。

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