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ザ・ローリング・ストーンズのギタリストであるキース・リチャーズは、ドラッグと創造性のあいだに関係はないと否定している。

キース・リチャーズは、BBCラジオ4の番組「デザート・アイランド・ディスク(無人島に持っていくアルバム)」で司会のカースティ・ヤングに対して次のように語っている。「ドラッグが創造性の面でなにか寄与したと感じたことは一度もないね。なにかを探すのに夜ずっと寝ないではいられたけどね」

さらにこう付け加えている。「やめなきゃならないものだよね。だって、あまりにも長いあいだ実験を続けてきたわけでさ。うまく付き合える人もいれば、付き合えない人もいる。もしドラッグが音楽より重要になったら、闘いに負けたってことだ」

キース・リチャーズは1976年に生後10ヶ月の息子、タラが亡くなった後、2時間のライヴをやったことについても語っている。

その決断についてキース・リチャーズは次のように説明している。「そん時はあまりにもショックだったよ……パリで電話をもらって、ジュネーヴで亡くなったんだ。それで考えてね、今夜ライヴをやらなきゃ、狂っちまうと思ったんだよ」

「じっと座って考え始めたら、自分が何をするか分からない。あれは自己防衛本能だったのかもしれないね。つらく、苦しいことだったよ。今日はライヴがあって俺はステージに上がらなければならないんだと言い聞かせた。悩み、悲しみ、考えるのはライヴが終わってからだってね」

一方、キース・リチャーズは先日、来年ニュー・アルバムにザ・ローリング・ストーンズで取り組み始めると語っている。

キース・リチャーズはツアーの日程が終わり次第、バンド・メンバーとレコーディング・スタジオに入ることを熱望していると語っている。「ストーンズでスタジオに入ろうとしているところなんだ。今年については、正直に言ってどうなるか分からないけどね」

さらにこう語っている。「(来年の)2月と3月で南アフリカの公演を終えたら、4月にはスタジオに入りたいんだ。だけど、他の連中のことも分かってるからね。やつらはツアーを終えたら、なんにもやりたくないだろうな」

※公開後、一部翻訳を訂正しました。

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