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ブラッドリー・クーパーはレディー・ガガと共に映画『アリー/スター誕生』の一夜限りの公演を行う可能性を示唆している。

高い評価を得た映画『アリー/スター誕生』は、ブラッドリー・クーパー演じるアルコール依存症に苦しむロックスターのジャクソン・メインと、彼が恋に落ちたレディー・ガガ演じるシンガーを目指すウェイトレスのアリーのそれぞれのキャリアが正反対の方向に進んでいく様を描いた作品となっている。

アカデミー賞や興行成績で成功を収めた同作だが、監督と主演を務めたブラッドリー・クーパーはキャスト陣が再び一堂に会する可能性を示唆している。

ブラッドリー・クーパーは現地時間4月25日にアメリカのテレビ番組「エレンの部屋」に出演して、ツアーとして『アリー/スター誕生』の公演を行う可能性は否定した上で、一夜限りの公演を行う可能性はあると語っている。

「一夜限りの公演をやったらクールだと思ったことはあるよ。脚本を朗読して、曲もすべて歌うっていうさ。ハリウッド・ボウルとかで、脚本の朗読会をやるんだよ」とブラッドリー・クーパーは語っている。

映画『アリー/スター誕生』の主題歌である“Shallow”は今年の第91回アカデミー賞で歌曲賞を受賞しており、授賞式ではデュエットによるパフォーマンスを行っている。

「アカデミー賞はとても恐ろしかったね」とブラッドリー・クーパーは授賞式でのパフォーマンスを振り返っている。

「クレイジーだったよ。案外、緊張はしなかったんだ。僕は一生懸命やっていたし、レディー・ガガがすごく支えてくれたからね。けど、恐ろしかったよ。それは間違いない。僕はシンガーじゃないし、この映画をやるまでは歌ったことがなかったんだからね。本当にクレイジーだったよ」

ブラッドリー・クーパーは次のように続けている。「だけど、一生懸命やって、支えてくれる人が周りにいれば、夢にも思わなかったことが実現するということを証明できたと思っているよ。授賞式について言えば、もしひどいパフォーマンスだったら二度と映画を観てもらえないんじゃないかって思っていたよ。『彼らはできないんだ』って思われてさ」

「そのことも、絶対に成功させたかった理由の一つだね。最高の気分だったよ」

レディー・ガガは歌曲賞の受賞スピーチでブラッドリー・クーパーへの感謝を伝えている。「この歌を一緒に歌うのに相応しい人は、この世にあなたしかいないわ。私たちを信じてくれてありがとう。本当に感謝しているわ」

映画『アリー/スター誕生』は未公開だった12分間を追加した『アンコール・バージョン』が日本でも今月上旬に1週間限定で公開されていた。

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