マドンナは来たるニュー・アルバム『マダムX』で自身のルーツに戻ったとして、他の人々の「共感は一切求めない」と語っている。
マドンナは最新シングル“Medellín”のミュージック・ビデオの公開に先駆け、現地時間4月24日にロンドンで生配信のQ&Aセッションを行っている。
番組はニューヨークやミラノ、サンパウロと中継で繋がっており、マドンナはQ&Aセッションの中で、サンパウロに住むファンの1人からの「(“‘Medellín”の)『ナイーヴになることを自分に許した/これまでで初めての自分になるために』」という歌詞は「『マダムX』の全体のテーマを反映しているか」という質問に答えている。
「あの歌詞で私が伝えたかったのは、他の人の考えを気にしないという意味での『ナイーヴ』よ」とマドンナは答えている。「アーティストとしてのキャリアを始めた当初の私は、ナイーヴだったと思っているの。ナイーヴにはいい側面があるのよ。他の人に判断されることだったり、他の人に何を言われるかを気にしたり、自分のやっていることについて考えたりすることなく、自由でピュアに自分を表現できるんだから」
公開された“Medellín”のミュージック・ビデオはこちらから。
マドンナは次のように続けている。「私は人生におけるそういう時期に戻りたいと思ったの。ニューヨークに出てきたばかりの駆け出しの時期にね。周囲の言うことなんか気にしていなかったし、あらゆる雑音や勧告、提案にも耳を傾けずに音楽を作っていたわ。当時19歳だった自分に『マダムX』という名前を付けたのもその時期よ。そういうわけで、すべてが一周したのよ」
司会のトレヴァー・ネルソンはマドンナの発言を受け、彼女のキャリアの初期を称賛した上で、彼女が周囲の人々をほとんど気にかけていなかったことに感銘を受けていたと述べている。「今はどうなのよ?」とマドンナはトレヴァー・ネルソンにけしかけると、続けて次のように語っている。「今だって気にしていないわ。マダムXはルーツに戻ったの。分かる? 彼女は気にしていないわ。共感は一切求めない」
マドンナのインタヴュー映像はこちらから。
マドンナは先日、数週間にわたる予告を経てニュー・アルバム『マダムX』をリリースすることを発表している。6月14日にリリースされる通算14作目のスタジオ・アルバムとなる『マダムX』には、ミーゴスのクエイヴォやレイ・シュリマーのスウェイ・リー、ディプロ、ブラジル出身のシンガーであるアニッタらが参加している。
一方、マドンナは現地時間5月18日にイスラエルのテルアビブで行われる今年のユーロヴィジョン・ソング・コンテストでパフォーマンスを行うことが明らかになっている。
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