エミネムは薬物を断って11年が経過したことを記念してインスタグラムに投稿を行っている。
かねてより鎮静薬のヴァイコディン、睡眠薬のアンビエン、抗不安薬のヴァリウムといった処方薬への中毒を公にしていたエミネムだが、2018年4月にはそれらを断つ治療を2008年に開始してから10年が経過したことを報告していた。
今回、エミネムはさらにもう1年が経過したことを記念してインスタグラムに投稿をしている。
「11年 – なお恐れない」と現在46歳のエミネムはローマ数字「XI」と刻まれたブルーとゴールドのメダルの写真とともに投稿している。
自身も依存問題を抱えていて2018年7月にオーヴァードーズが原因で2週間入院したと報じられてるデミ・ロヴァートもエミネムの投稿に「いいね」をしているほか、ネットフリックスのドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』や『8マイル』でもエミネムの元恋人役として出演していた女優のタリン・マニングは次のようにコメントしている。「お見事じゃない! あなたのやり方を教えてもらいたいわ。一番すごいわ。やったんだもの! そしてまだ獣のように書くことができるってわけね! 誇りに思うわよ」
2017年に行われた「ヴァルチャー」とのインタビューの中で、エミネムは2009年にアルバム『リラプス』をレコーディングしている時にはラップのやり方をほとんど忘れており、また、2004年のアルバム『アンコール』はあまり気に入ってなかったということを説明していた。
「俺が完璧なキャリアを歩めてないのは確かだよ。ひどいアルバムも出してるからね。『アンコール』は二流だし、『リラプス』は当時のできる限りのものだったわけでさ。(『リラプス』は)俺からしたら面白いアルバムだったよ。依存症を克服してからラップをまたやり始めた直後だったんだ」とエミネムは振り返っている。「すぐに気が散っちゃってさ、周囲の奴らは俺の脳にダメージが残ってるんじゃないかって心配してたよ。何ヶ月もそういうモヤモヤの中で過ごしたんだ。例えば、まともに言葉も言えてなかったしね。ヴァリウムとヴァイコディンなしでヴォーカルをやるようになってからしばらく経った頃でね。ほぼラップを勉強し直さなきゃいけないくらいだったんだ」
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