JENN FIVE/NME

Photo: JENN FIVE/NME

メタリカのギタリストであるカーク・ハメットはバンドの次回作に向けて「大量の素材がある」と語っている。

メタリカは『デス・マグネティック』を前作のリリースから5年後となる2008年にリリースしているほか、続く最新作の『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』を8年後となる2016年にリリースしている。

カーク・ハメットはオーストラリアの『ミックスダウン』誌によるインタヴューの中で次回作はそこまでの時間を必要とせずに完成するだろうと語っている。

「13、14歳の頃、バンドってのは毎年アルバムをリリースしてたんだよね」とカーク・ハメットは語っている。「本当さ。キッスは8か月ごとにアルバムをリリースしてたんだ。8年待つなんてことなかったんだ」

「長い時間がかかっていることについて、僕たちの誰も快く思っていないよ。だって、本当に長い時間だからね」と彼は続けている。「今回はそんな状況を避けたいと思っているんだ」

「『ハードワイアード』をリリースしてから3年目の年だね。多分、僕らも少しは集中できるようになって、早くスタジオ入りすることができると思う。大量の素材が手元にあるんだ。有り余るほどね。だから、いつでもスタジオに入れるよ」

先日、メタリカのベーシストであるロバート・トゥルージロもまた前2作のアルバムほどリリースまで時間はかからないだろうと語っている。

「僕らは『ザ・ターニング・ルーム』と呼んでいる、公演の前にジャムをして身体をあたためるための空間を設けているんだけどね。僕らはいつもそこでアイディアを思いついて、例えそのアイディアが数秒のものでも、すべてレコーディングするようにしているんだ。もちろん、それぞれが家でもアイディアを思いついたりしているわけでさ」とロバート・トゥルージロは語っている。

「『デス・マグネティック』について言えば、全員でコラボレーションしたようなアルバムだったんだ。『ハードワイアード…』はどちらかというとジェイムズ(・ヘットフィールド)のアイディアが中心になっていて、そこに前作で培ったスピリットを付け加えたようなアルバムだった。次のアルバムは、前の2作品を組み合わせて、そこから新たな冒険に出かけるようなアルバムになるはずだから、とても楽しみにしているんだ。このバンドにいられることの何が素晴らしいかって、オリジナルのアイディアが尽きることはないということなんだ」

ロバート・トゥルージロは次のように続けている。「前の2作よりも早いスパンでリリースされるはずだよ……早い段階でスタジオに入って、アルバムに取り掛かり始めることになるんじゃないかな」

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