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ザ・ウィークエンドが酔ったテイラー・スウィフトに会った日を思い返し、髪をなでられて困惑したことを明かしている。

ザ・ウィークエンドことエイベル・テスファイが、米『ローリングストーン』誌の最新インタヴューに答えている。

エイベル・テスファイは同インタヴューで、サム・スミス主催のグラミー賞を記念したパーティーでテイラー・スウィフトに会った時の出来事について語っている。周りではお祝いが続いていたものの、エイベル・テスファイは、そのパーティーが開催された月は禁酒をすることに決めていたという。

「テイラーは話してる間中、なんていうか、俺の髪をなでてるような感じだったんだ」エイベル・テスファイはこう続けている。「彼女は、ただ俺の髪に惹かれてたんだろうね。何杯か酒でも飲んでたに違いない。もちろん俺は、『おい、止めてくれよ』なんて言うわけがない。だって、いい気分だったんだ! でも彼女が俺の髪をなで始めた時、『俺にも酒が必要だ』って感じだったよ」

テイラー・スウィフトは、エイベル・テスファイの髪をなでただけでなく、ザ・ウィークエンドの音楽の大ファンであることを告白したという。「彼女は俺の曲について予習までしてたんだ」と彼は語っている。「彼女は『“The Morning”(『ハウス・オブ・バルーンズ』に収録された中の1曲)は何年も聞いてるわ。私のお気に入りの曲なの!』なんて言ってたんだ。グーグルで検索したのかもしれないけど、ウソをついているようには見えなかったよ」

また、同インタヴューではザ・ウィークエンドの独特なヘアスタイルについても言及しており、エイベル・テスファイは自身の存在を印象づけるためにドレッドロックスを伸ばしていると語っている。

「俺は象徴的で他とは違うアーティストとして、みんなに覚えてもらいたいんだ。だから俺は『放っといてくれ、髪型くらい好きにさせてもらう』って思ってた。視界を遮るくらい髪が伸びてきたら切るかもしれないけどね。今はかろうじて見えてるぐらいだ。でも、もし髪を切ったら、俺は周りの連中と変わらない。そんなの俺にとっては退屈だね」

ザ・ウィークエンドのアルバム『ビューティ・ビハインド・ザ・マッドネス』はUKアルバム・チャートで初登場1位を獲得している。2013年にリリースされた『キッスランド』に続く同アルバムは、ラナ・デル・レイ、エド・シーラン、ラビリンスとのコラボレーションが収録されている。

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