ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーは現地時間4月13日にコーチェラ・フェスティバルで応じたインタヴューの中で、ザ・1975を最も総括していると思う楽曲を明かしている。
マット・ヒーリーはコーチェラ・フェスティバルのバックステージでロサンゼルスのラジオ局「KROQ」のニコル・アルヴァレスのインタヴューに応じて、初めての同フェスティバルへの出演がいかに「ひどい」ものだったかについてや、新作『ネット上の人間関係 についての簡単な調査』などについて語っている。マット・ヒーリーはまたザ・1975を最も体現していると感じる楽曲についても明かしている。
世界が終わる時に1曲だけ土の中に埋めて後になって発見してもらえるとしたらザ・1975のどの曲を選ぶかと訊かれると、マット・ヒーリーはいつも曲を完成させる時はそういう気持ちだとした上で、次のように語っている。「俺が楽曲に興奮するのは『これこそがまさにザ・1975だ』って思える時だけだからね」
マット・ヒーリーはその後、少し時間を置いて次のように答えている。「きっと“Love It If We Made It”がいいんだろうけど、俺としては“Fallingforyou”かな……どちらかというとレフトフィールドな楽曲だけどね」
マット・ヒーリーはインタヴューの最後に、以前自身が苦言を呈していた有料でのミート・アンド・グリートに言及して、お気に入りのアーティストに会うためにお金を払うのは「奇妙だ」とした上で、今の社会ではそれが「一般化」されてしまっていると語っている。
「どのくらいするのかな? 300ドルから1000ドルくらい?」とマット・ヒーリーはインタヴュアーに問いかけ、次のように続けている。「それはクールじゃないよ。音楽を排他的なものにしてしまっているわけでね。音楽はそういうものではないのにさ。そういう人たちが言っているのは、『僕らのこの関係は、君のお金がなくなるまで続くものだよ』っていうことだからね」
マット・ヒーリーのインタヴューはこちらから。
一方、ザ・1975のマネージャーであるジェイミー・オーボーンは今年2月、バンドが同月に新曲をリリースする可能性を示唆していた。
新作『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム(原題)』を今夏にリリースすることが見込まれているザ・1975だが、ジェイミー・オーボーンは当時、新作からの新曲が間もなくリリースされる可能性を示唆していた。
ジェイミー・オーボーンはファンからの「ザ・1975が今月にシングルをリリースするというのは本当ですか?」という質問に次のように答えている。「新曲を準備できるよう懸命に取り組んでいるところだよ。その通りさ」と彼はツイートして、次のように続けている。「今月中に準備できるかどうかはまだ分からないけどね」
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