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AC/DCはバンドに近い情報筋によれば、ブライアン・ジョンソンと再びツアーに乗り出す予定だという。

昨年からAC/DCは今は亡きギタリストのマルコム・ヤングが残した楽曲で全曲が構成されるニュー・アルバムに取り組んでいると報じられていた。さらに今年に入って、アメリカのバンド、テロライザーによれば、ブライアン・ジョンソンと空港で遭遇したとのことで、AC/DCの新作に参加していることを認め、「否定するのにウンザリ」していたという。

ブライアン・ジョンソンは2016年に聴覚を失う恐れからツアーから離脱することを迫られており、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズが代役を務めている。しかし、今回ラジオDJのエディ・トランクによれば、次のアルバムのツアーでブライアン・ジョンソンはバンドに復帰する予定だという。

「間違いなくブライアン・ジョンソンと再びツアーに出ると言っている情報筋がいるんだ」とエディ・トランクは語っている。「バンド側からは発表されていないけどね。でも、僕は信頼できる情報筋から聞いたんだ」

彼は次のように続けている。「少なくとも、AC/DCがアルバムに相当するものを出して、『バック・イン・ブラック』がボン・スコットのトリビュートだったように、マルコムへの追悼作になるというのは間違いないと思う。そして僕は間違いなくツアーに出るということも確信しているんだ。現時点ではそう思うというところだけど、発表されたら分かるはずだよ」

エディ・トランクの番組音源はこちらから。

AC/DCのツアーを離脱した後、ブライアン・ジョンソンは何度か短いパフォーマンスを行っていて、ロバート・プラントやポール・ロジャースと共演したほか、ハワイでミック・フリートウッドとジャムを行っており、ミューズとも“Back in Black”を披露している。

昨年、バンドに近い情報筋は次のように語っている。「AC/DCが15作目のスタジオ・アルバム『悪魔の氷』をリリースする5年前、アンガス・ヤングとマルコム・ヤングは同居しながら文字通り何百もの曲を作り、その多くがレコーディングされ、現在まで保管されていることが判明したのです」

「アンガスはマルコムがプレイした音源の中から最もいい楽曲を選別して、スタジオに戻ってバンドメイトであるフィル・ラッドやクリフ・ウィリアムズ、そしてヴォーカルにはもちろんブライアン・ジョンソンが参加してレコーディングやミキシングを行うことを決めたのです」

ドラマーのフィル・ラッドは、殺人の脅迫と薬物所持の罪で有罪判決を言い渡されたことを受けて2015年にAC/DCからの脱退を余儀なくされていた。

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