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フォスター・ザ・ピープルのフロントマンであるマーク・フォスターはイマジン・ドラゴンズに向けた過去の発言を謝罪している。

フォスター・ザ・ピープルは以前、2018年に行ったインタヴューの中でアルバムに入らなかった曲をイマジン・ドラゴンズに提供したと冗談を飛ばしていた。

今回、マーク・フォスターは現地時間4月10日にイマジン・ドラゴンズのシンガーであるダン・レイノルズに宛てた声明をツイッターに投稿して、彼らに公の場で謝罪している。

「釈明しなければいけないと感じていることがあり、そのことにずっと悩まされてきました」とマーク・フォスターはバンドの公式アカウントから投稿した声明に綴っている。「ダン・レイノルズや彼のバンドであるイマジン・ドラゴンズに謝罪させてください。昨年のとある時期に、僕は自分や自分の拠って立つところが反映されていない言葉が口から出ることを許してしまいました」

マーク・フォスターは続けて、ダン・レイノルズが行っているLGBTQの権利擁護活動やユタ州でのラヴラウド・フェスティバルなどの活動に言及して、次のように綴っている。「ダンが行っているあらゆる人道的な活動のことを読み、心を動かされました」とマーク・フォスターは続けている。「彼は間違いなく素敵な男の1人だと思います。何かのために立ち上がることはとても勇気がいることです……誰1人として批評家で銅像を建てられた人はいません」

マーク・フォスターは必要とあらばダン・レイノルズをサポートしていくことを約束して、長文の声明を締めくくっている。「その素晴らしい闘いを続けてください、ダン。あなたに必要とされれば、共に取り組むことを誓います。あなた自身や、あなたが音楽で成功し続けていることに対して多大なる敬意を送ります」

ダン・レイノルズは先日、フォスター・ザ・ピープルやスリップノットのコリィ・テイラー、ザ・1975らからの批判に反応を示している。

コリィ・テイラーは今年2月、ラスベガス出身のイマジン・ドラゴンズについて「あいつらはひどい」として、ニッケルバックから「ロックンロールのいけにえ」のバトンを渡されたと揶揄している。

「僕は10年の間、批評家や他のバンドたちから自分のバンドについて酷いことを言われるのに耐えてきた」とダン・レイノルズはソーシャル・メディアに投稿している。

「僕が呼ぶところの『フェアな批判』(これについては、きちんと受け止めて学べるように努力をしているよ)ではなく、注目を集めたいがための馬鹿げた批判たちにね。卑しさや憎しみに満ちた言葉は、互いの欠点や失敗を笑い合いたいという人間性のニーズを満たすためのものでしかないんだ」

「僕はそれを、何年間も黙って受け入れ続けてきた。そのせいで、若い頃から闘ってきた鬱も悪化することになった。これは同情が欲しくて言っているのではなく、事実として話しているんだ。僕が抱えているストレスや鬱は、誰か特定の人に原因があるわけではなく、バンドとして僕たちが世の中に向けてやってきたことが原因になってしまっているんだ」

彼は次のように続けている。「どんな理由であれ、他のバンドの人たち(ザ・1975やフォスター・ザ・ピープル、スマッシング・パンプキンズ、スリップノットとかね)が自分たちに酷いことを言う必要性を感じているという事実も乗り越えてきた。実際のところ、彼らに対して怒りは感じていないんだ。怒りよりもむしろ、この業界がこういう姿勢を許容し、さらには推奨してしまっているということへの悲しみのほうが大きいんだ」

「バンドメイトは親友でもあるからね。僕らは自分たちに忠実に、世の中にポジティヴィティや自信を与えられるように努力している。それを続けていくまでだよ」

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