ヴァン・ヘイレンのオリジナル・ベーシストであるマイケル・アンソニーは昨年バンドから再結成の可能性について連絡を受けていたことを明かしている。
ヴァン・ヘイレンはオリジナル・メンバーによるスタジアム・ツアーが実現するのではないかと噂されている。オリジナル・メンバーはヴォーカリストのデイヴィッド・リー・ロス、ギタリストのエドワード・ヴァン・ヘイレン、ドラマーのアレックス・ヴァン・ヘイレン、そしてベーシストのマイケル・アンソニーというラインナップとなっている。マイケル・アンソニーは2004年以来、ヴァン・ヘイレンに参加しておらず、噂が実現すれば、オリジナル・ラインナップでの公演は1984年以来となる。
マイケル・アンソニーは現地時間4月9日に衛星ラジオ局「シリウスXM」の番組「ザ・ハワード・スターン・ショウ」に出演して、昨年、ヴァン・ヘイレンのマネージメントから連絡を受けていたことを明かしている。「実際、去年の10月に彼らのマネージメントから連絡があったんだ。とあることに興味がないかっていうことでね」とマイケル・アンソニーは語っている。
「基本的には、話はそこまでしか進まなかったんだけどさ」と彼は続けている。「おそらく彼らは最後に再結成をしようとしたんじゃないかな。マネージメントはそういう感じだったんだけど、向こうの事情が変わって、話は立ち消えになったんだ」
最近はサミー・ヘイガー&ザ・サークルのメンバーとして活動しているマイケル・アンソニーは続けて、「正しいやり方で実現したもの」であればヴァン・ヘイレンとの再結成にも興味があるとした上で、次のように語っている。「ほら、今は4人が自分たちのことをやっているという感じだからね」
ザ・サークルのバンドメイトで元ヴァン・ヘイレンのサミー・ヘイガーは今年2月、マイケル・アンソニーに昨年ヴァン・ヘイレンから連絡があったことを明かしていた。
オリジナル・ラインナップでの再結成の噂はデイヴィッド・リー・ロスが「ヴァルチャー」に対して、ヴァン・ヘイレンが今夏にスタジアムでマイケル・アンソニーとパフォーマンスする可能性についてほのめかしたことが発端となっている。
マイケル・アンソニーは2007年にデイヴィッド・リー・ロスがバンドに復帰する前に脱退している。その後のツアーやスタジオ・アルバム『ア・ディファレント・カインド・オブ・トゥルース』ではエディ・ヴァン・ヘイレンの息子であるウルフガング・ヴァン・ヘイレンがベースを務めていた。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.