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グリーン・デイのフロントマンであるビリー・ジョー・アームストロングは4月8日に公開されたモリッシーとのコラボレーションとなった“Wedding Bell Blues”について「光栄」だと語っている。

ビリー・ジョー・アームストロングはモリッシーと共にフィフス・ディメンションの“Wedding Bell Blues”をカヴァーしている。“Wedding Bell Blues”は5月24日にリリースされるモリッシーの新たなカヴァー・アルバム『カリフォルニア・サン』に収録される。

ビリー・ジョー・アームストロングはインスタグラムへの投稿で次のように述べている。「やあ、みんな! モリッシーとマイクを共有して曲を歌うという栄誉にあずかったんだ。信じられないよ! ありがとう、モリッシー! あなたは真のレジェンドだよ」

『カリフォルニア・サン』にはビリー・ジョー・アームストロングの他に、グリズリー・ベアのエド・ドロステやブロークン・ソーシャル・シーンのアリエル・エングル、ザ・リグレッツのリディア・ナイトらが参加している。コラボレーターたちはカヴァー・アルバムへの参加が発表された際、一部のファンからモリッシーと政治観を共有しているのではないかという不安の声が上がっていた。

当時、モリッシーの政治観について言及した唯一のコラボレーターであるブロークン・ソーシャル・シーンのアリエル・エングルは『ザ・ガーディアン』紙によるインタヴューの中で、同紙が呼ぶところのモリッシーによる「過去10年間の右傾化」を知らなかったとして、モリッシーとコラボレーションした後に友人から送られてきたメールで初めて彼の政治観を知ったことを明かしている。

「知らなかったというのは主張として弱いのかもしれないけど、それが私の意見よ」とアリエル・エングルは語っている。「言い訳ではないけど、それが事実だから」

彼女は次のように続けている。「彼が主張しているような扇動的な発言は、私の政治観とは異なるものよ。彼は完全に一線を超えてしまっていると思う。私は多文化主義の中で育ってきたし、多文化主義や移民政策の産物よ。私はずっとそう思っていたけど、今回のは私の責任ね」

モリッシーは昨年、物議を醸したインタヴューの中で人種差別主義やイスラム教の「ハラル認証(肉などの食品における、イスラム教の教えに即しているか否かについての基準)」とISISとの関連について語っている。また、モリッシーはヒトラーについて「左翼」だったと語っているほか、ロンドン市長のサディク・カーンについては「まともに喋ることができない」としている。また、モリッシーは中国の動物福祉に言及して、中国人について「亜種」だとも語っている。

一方、モリッシーは現地時間4月9日、インターポールと共にツアーを行うことが発表されている。モリッシーはインターポールと共に今秋に小規模な全米ツアーを行う予定となっている。

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