レディオヘッドのエド・オブライエンは今年ソロとしてのデビュー・アルバムをリリースしたいと語っている。
レディオヘッドのギタリストであるエド・オブライエンは2016年にソロ・アルバムに取り組んでいることを明かしており、当時、2018年の終わりか2019年の初めにはリリースしたいと語っていた。
エド・オブライエンは今回、YouTubeのチャンネル「ザット・ペダル・ショウ」に出演して、現時点でタイトルのついていないアルバムを2019年の9月にリリースすることを目指していると語っている。
エド・オブライエンはアルバムの進捗状況を明かして、フラッド(U2/Pハーヴェイ)やキャサリン・マークス(ウルフ・アリス/ザ・ビッグ・ムーン)をプロデューサーに迎えて取り組んでいることを明かしている。アルバムにはスタジオで共に取り組んでいるバンド・メンバーも参加しているといい、ジ・インヴィジブルのデイヴ・オクムやベーシストのネイザン・イースト、デヴィッド・ボウイの『レッツ・ダンス』にも参加したドラマーのオマー・ハキムらが参加しているという。エド・オブライエンはヴォーカルとアコースティック・ギター、エレクトリック・ギター、ベースを担当しているとのことで、アルバムには今後もさらなるゲストを迎える予定だという。
ソロ・アルバムとレディオヘッドの作品との違いについて、エド・オブライエンは次のように語っている。「少しの繋がりはあると思う。テクスチャーを与えて、深みのあるものになるはずだよ。少しばかりの不可思議な現実主義者的な要素に、少しのサイケデリックな要素が入った、色彩豊かなものになると思う」エド・オブライエンはアルバムについて、かつてブラジルに住んでいた頃に訪れたリオのカーニバルにインスピレーションを受けていることを明かしている。
現時点でアルバムをリリースするレーベルは決まっておらず、エド・オブライエンは現在レーベルを探しているところだという。エド・オブライエンはアルバムを携えたツアーを行う計画があるとして、「ファンクやジャズにフォーカスした」バンドを結成しようとしていることを明かしている。
エド・オブライエンが出演した「ザット・ペダル・ショウ」の映像はこちらから。
一方、レディオヘッドのバンドメイトであるトム・ヨークも現在新たなソロ・アルバムを制作している。トム・ヨークは昨年の10月、これまでやってきたものとは「まったく違う」とするソロ・アルバムの存在を明かしている。
「これまでは政治的な音楽なんて作りたくなかったんだけどね。今やっているのはとにかくそういうものなんだ」と彼は説明している。「ナイジェル(・ゴッドリッチ)と仕上げようとしているところでね。そういう感じなんだ。常にあったものではあるんだけどね」
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