ニプシー・ハッスルの遺族はロサンゼルスのステイプルズ・センターで彼の追悼式典を開催することを発表している。
33歳のラッパーだったニプシー・ハッスルは現地時間3月31日に南ロサンゼルスの自身の衣料品店の前で複数回銃撃されて亡くなっており、今回、現地時間4月11日にステイプルズ・センターで大規模な追悼式典が開催されることが明らかになっている。
追悼式典の開催はニプシー・ハッスルのインスタグラムで明らかになっており、白のスーツを着て天使の羽を付けた彼の写真と共に詳細が発表されている。
公式アカウントは投稿の中で無料のチケットを入手してニプシー・ハッスルへの追悼に参加するようファンに呼びかけている。
「私たちと共に、ニプシー・ハッスルの人生や遺産の祝福に加わってください。2019年4月19日木曜日ーステイプルズ・センター」とキャプションには綴られている。
ステイプルズ・センターでは2009年にマイケル・ジャクソンの遺族によって彼の一般公開の追悼式典が開催されており、カリフォルニア州の住民であれば一家族につき4枚までチケットを入手できるという。一方で、遺族の意向で会場内へのカメラやレコーディング機器の持ち込みは禁止されるという。
カニエ・ウェストは先週「サンデー・サービス」と題したパフォーマンスの中でニプシー・ハッスルのスピーチを流して彼に追悼を捧げている。カニエ・ウェストによるパフォーマンスは、ニプシー・ハッスルの訃報を受けて彼に追悼の意を表明したリアーナやビヨンセ、ケンドリック・ラマーらに続くものとなっている。また、ドレイクもロンドン公演の初日にニプシー・ハッスルの訃報に言及しており、「安らかに」と彼を追悼している。
ニプシー・ハッスルの訃報を受けて先週、クリップスやブラッズを初めとしたLAのギャングたちが一堂に会して「団結のためのミーティング」を行ったことが報じられている。
一方、ラッパーのコダック・ブラックは先日、ニプシー・ハッスルのガールフレンドであるローレン・ロンドンに心ないコメントをしたとして謝罪を余儀なくされている。コダック・ブラックはインスタグラムでのライヴ配信の中でローレン・ロンドンに対して自身と交際する前にニプシー・ハッスルを追悼するために1年の猶予を与えるとコメントしていた。
また、現地時間4月4日にはニプシー・ハッスルを銃撃したと見られている容疑者が警察に逮捕されたことが報じられている。29歳のエリック・ホルダーという容疑者には一件の殺人容疑と二件の殺害未遂の容疑がかけられている。エリック・ホルダーは無罪を主張しており、現在500万ドル(約5億5,600万円)の保釈金で拘留されている。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.