コーチェラ・フェスティバルのステージの設営中にスタッフの1人が亡くなったことが明らかになっている。
「TMZ」の報道によれば、事故は亡くなったスタッフが現地時間4月6日の午前中にカリフォルニア州インディオのエンパイア・ポロ・クラブでステージを設営していた時に起きたものだという。目撃者によれば、そのスタッフはステージを囲んでいた60フィート(約18メートル)の高さの足場から転落したのだという。
転落した原因は明らかになっていないものの、情報筋によればステージに舞台装置を設置しようとしていたというこのスタッフは、安全のためのハーネスを繋いでいなかったのだという。
地元当局は現地時間4月6日の午前9時30分頃に「労働事故」の通報を受けたことを認めている。その後、間もなくして救急隊がフェスティバルの会場に到着したものの、スタッフはその場で死亡が確認されたという。
Traumatic Injury: RPT @ 9:26 a.m. – Monroe St. X Ave 50 in Indio. Victim fell from a roof and perished at the scene. Indio PD investigating. BC, 1 ENG, 1 TRK, 1 INDIO MEDIC UNIT. #MonroeINCIDENT
— CAL FIRE Riverside (@CALFIRERRU) April 6, 2019
警察のスポークスマンによれば、警察は現在事故が起きた際の状況を捜査しているところだという。
コーチェラ・フェスティバルを主催するゴールデンヴォイスは現地時間4月6日にスタッフが亡くなったことを認める声明を発表して、「同僚であり友人であり、家族の1人」であった彼に対する追悼の意を表明している。
「本日、ゴールデンヴォイスは同僚であり友人であり、家族の1人を失いました」と声明には綴られている。「私たちの友人はフェスティバルのステージを設営中に転落しました。重く、途轍もなく辛い気持ちと共に彼が亡くなったことを発表致します。彼は砂漠で私たちのチームと20年以上を共にし、彼の愛することに携わっていました。勤勉で愛に溢れた人であった彼は、チームのことを心から気にかけていました。リード・リガーとして、素晴らしいショウが行われてきた数え切れないほどのステージを、このフェスティバルで責任者として手がけてきました。私たちは彼のことを心から惜しむことになるでしょう」
コーチェラ・フェスティバルでは2014年にも死亡事故が起きており、会場で意識を失った女性が薬物のオーヴァードーズと見られる原因で搬送先の病院で亡くなっている。
今年のコーチェラ・フェスティバルは今週末(4月12日から14日)からスタートして、チャイルディッシュ・ガンビーノやアリアナ・グランデ、テーム・インパラ、ジャネール・モネイ、ザ・1975、BLACKPINK、プシャ・T、キッド・カディ、ジュース・ワールド、ソランジュ、カリード、カニエ・ウェストらが出演する予定となっている。
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