国際レコード産業連盟は2019年の「グローバル・ミュージック・レポート」を発表し、2018年の全世界の音楽セールスが9.7%増加し、191億ドル(約2兆1200億円)に達したことが明らかになっている。
これは4年連続の増加で、国際レコード産業連盟が1997年に統計を始めてから最高の成長率となっている。
売上のうちのほぼ半分となる47%がストリーミングによるもので、2018年は前年比34%の伸びとなっている。昨年末の時点で全世界2億5500万人の人が有料でストリーミング・サービスに登録しているという。ストリーミング・ユーザーの増加の結果、フィジカルの音楽セールスは10.1%、ダウンロードの音楽セールスは21.2%下落している。
ラテン・アメリカ、なかでもブラジルとメキシコが最も成長している地域となっており、アジアやオーストラリアがそれに次ぐ形となっている。BTSやBLACKPINKの成功もあって、韓国の音楽セールスは18%の伸びを見せている。
2019年の「グローバル・ミュージック・レポート」はこちらから。
https://www.ifpi.org/news/IFPI-GLOBAL-MUSIC-REPORT-2019
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