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ジャネット・ジャクソンは現地時間3月29日にロックの殿堂入りを果たしたが、式典でパフォーマンスを行うことを拒否したという。

新たな報道によれば、ジャネット・ジャクソンはロックの殿堂入りの式典の放送にHBOが関与していることを受けてパフォーマンスを行わなかったという。HBOは物議を醸しているマイケル・ジャクソンのドキュメンタリー『リーヴィング・ネヴァーランド(原題)』を放送している。同作では2人の男性が子どもの頃、性的虐待を受けたと主張している。

『ヴァラエティ』誌は情報筋がジャネット・ジャクソンがマイケル・ジャクソンに向けられた訴えを否定したマイケル・ジャクソンの家族を支持していると語ったと報じている。「情報筋は『ヴァラエティ』誌に慣例となっている楽曲の披露に参加するのを断ったと語っています。というのも式典の模様は撮影され、『リーヴィング・ネヴァーランド』を放送したケーブル・ネットワークであるHBOで後日放送されるからです」

加えて、『ヴァラエティ』誌はジャネット・ジャクソン、HBO、ロックの殿堂、いずれもの担当者が「ジャネット・ジャクソンとHBOの間の確執の可能性についてコメントを求めたが応じなかった」と述べている。

ジャネット・ジャクソンはロックの殿堂入りの式典に出席して、殿堂入りのスピーチを披露し、「もっと女性が殿堂入り」すべきだと語っている。

現地時間3月29日にニューヨークのバークレイズ・センターで開催されたロックの殿堂入りの式典でジャネール・モネイの紹介を受けたジャネット・ジャクソンは友人や家族、身近のコラボレーションしてきた人々に感謝を述べた上で、ロックの殿堂にもっと女性が殿堂入りすべきだと求めている。

「美しい息子」に感謝を述べてからジャネット・ジャクソンは次のように語っている。「彼は毎朝、自分のメロディーを歌って私を起こしてくれるの。まだ2歳よ。あなたは私のハートであり、私の人生であり、あなたが現実の意味を、無条件の愛を見せてくれたことを知ってほしいわ。ママはあなたを愛しているわ」

2007年にロックの殿堂入りの条件を満たしたジャネット・ジャクソンはジャクソン家で最も歳下のメンバーとしてロックの殿堂入りを果たしている。ジャクソン5は1997年にロックの殿堂入りを果たしており、マイケル・ジャクソンは2001年にソロ・アーティストとしてロックの殿堂入りを果たしている。

「1997年、私の兄弟はロックの殿堂入りを果たしたことでその音楽的情熱が認められました」とジャネット・ジャクソンは今回語っている。「私はそれが誇らしかったです。映像でも見られるように、いつも私はリハーサルに入っていったの。いつも兄弟たちと一緒にいたのよ」

ジャネット・ジャクソンはクエストラヴ、ポーラ・アブドゥル、ディック・クラーク、ドン・コーネリアスなどの名前を挙げながら、なかでもジミー・ジャム&テリー・ルイスのプロダクション・デュオに感謝を述べている。

「2人は立っていただけますか?」とジャネット・ジャクソンは述べている。「80年代中盤、あなたたちはA&Mレコーズに来て、誰をプロデュースしたいか尋ねられたんですよね。そこで、あなたたちはジャネットと言ってくれました。これは実話です。あなたたちは私の2人の父親であり、それ以上の存在です。素晴らしいプロデューサーにして、驚くべきソングライターであり、良識ある師にして、素晴らしい友人でした。一緒にやってきた一連の作品、ならびに音楽界への貢献について2人に敬意を表します」

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