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サム・スミスがゲイとして音楽業界にいることに関して情熱的に語り、ゲイを代表する一人と見なされる準備はできていると語っている。

『NME』は今週号にてサム・スミスを独占で表紙に迎え(イギリスで10月23日(金)から無料で配布)、彼自身の成功や彼の性格の憂鬱な面と、新しいボンド映画の主題歌“Writing’s On The Wall”についてインタヴューを行っている。

ジェームズ・ボンド映画シリーズについては、元々、サム・スミス自身はあまり詳しくないと認めていたが、今は次のジェームス・ボンドはロジャー・ムーアやショーン・コネリーのような俳優にやってもらいたいと話している。

「(ダニエル・クレイグが)やっぱり最初はお気に入りだったね、僕は23歳だし。古いシリーズは観てなかったし、クレイグが現代風にボンドを解釈してるのが好きだった。でも、遡って全部のボンド映画を観てみたら、自分の好きなのはコネリーかムーアだって分かったよ。とてもエレガントで格好いいところが好きだね。次のボンドはそういう部分が復活するといいな」

また、彼は2014年に、単なる「ゲイ・コミュニティの代弁者」以上の人間になりたいと発言したが、最近そのスタンスが変わったと語っている。

「僕は10歳の時にゲイだとカミングアウトした。そのこと以上に自分の人生で誇れるものはない」とサム・スミスは語っている。「僕が言いたかったのは、自分のアルバムが一つのコミュニティだけじゃなくて、すべてのコミュニティに訴えるものであってほしいってことだ。ゲイでもストレートでも誰でも、僕が男性について歌うことをみんなに理解してほしかった。僕がスティーヴィー・ワンダーやジョン・レジェンドが女の子について歌うのを理解できたのと同じようにね」

「僕は代弁者になりたい。ゲイ・コミュニティを代表して話す人間になりたいんだ。僕のレコードはゲイが殺されるような国でも売られていて、これは僕にとっては大きな意味があるんだ。その国の人が一人でも、僕のアルバムを手に取って、ゲイのアーティストが作ったってことに気づいてくれれば、それがきっかけで彼らの考えを変えられるかもしれないからね」

サム・スミスの大ヒットデビュー・アルバム『イン・ザ・ロンリー・アワー』は悲哀を意味しており、それは若い頃から自分自身に対して感じてきたことだという。

「僕は素晴らしい人生を過ごしてきたけど、僕は元々ちょっと悲しい部分があるんだと思う」とサム・スミスは語っている。「僕は今までずっと悲しい映画とか、悲しい音楽に惹かれてきたんだ……悲しい時には、ハッピーな時よりもすべてがすごいことのように感じる。僕は傷つきやすくて、繊細な人間なんだよ。何でも考えすぎるんだ。自分の身体に関して、気が狂いそうになるほど自意識過剰だし、それは自分の音楽や人生すべてに対しても当てはまる。自意識があるから、今の僕は地に足をつけていられるんだ。それがなかったら、ちょっと嫌な奴になっていただろうね。自分の暗い部分に感謝してるよ」

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