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ラムシュタインは現地時間3月28日に待望のニュー・アルバムの詳細を発表している。

一連の謎の動画でアルバムのリリースを予告していたラムシュタインだが、スペクター・ベルリンが監督を務めたファースト・シングル“Deutschland”のミュージック・ビデオと共にセルフ・タイトルのアルバムをリリースすることを発表している。

5月17日にスパインファームからリリースされる『ラムシュタイン』はオルセン・インヴォルティーニとバンド自身のプロデュースとなる。本作は2009年発表の『最愛なる全ての物へ』以来のアルバムとなる。

“Deutschland”のミュージック・ビデオはこちらから。

『ギター・ワールド』誌にギタリストのリチャード・Z・クラスペとパウル・ランダースはニュー・アルバムでこれまでとはまったく違うアプローチをとったことを明かしている。

「小綺麗だったり、クリーンになりすぎないようにしたんだ」とパウル・ランダースは語っている。「生命だったりエネルギーだったりがたくさんあるんだ。でも、すべてが怒りというわけではない。音楽はそれを超えるものだからね。ラムシュタインにとってこれまでとは違うんだ。聴くのが楽しいなんて言ってもらえるかもしれないね」

彼は次のように続けている。「みんな、自宅でコンピューターで曲を作ってるだろ。プログラムで、素晴らしいドラム・サウンドを得ることができて、自宅にあるサウンドカードでサウンドを作れちゃうんだ。素晴らしいことだよね。でも、俺たちのゴールは自宅ではできないことをやることでね。楽器の背後に人間を聴き取れるものなんだよ。曲に取り組む時はドラマーが叩いていて、実際のバンドの人間がそこにはいるんだ。それが俺たちにとってはいいことなんだよね」

ラムシュタインは“Deutschland”のミュージック・ビデオの予告映像の時点でホロコーストのイメージを作ったことが批判されている。母国ドイツの政府高官とユダヤ人組織の指導者は縦縞の囚人服を着た人が首吊りにされているイメージを問題視している。

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