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スリー・ドッグ・ナイトのコリー・ウェルズがニューヨークで10月20日に亡くなっている。享年74歳だった。

コリー・ウェルズは、数週間前に背中の激しい痛みを訴え、10月20日に彼の住んでいたニューヨーク州ダンカークで突然亡くなったという。バンド・メンバーであるダニー・ハットンが明かしている。詳しい死因については分かっていない。

コリー・ウェルズは、スリー・ドッグ・ナイトのオリジナル・メンバーで、“Never Been to Spain”、“Mama Told Me (Not to Come)”といったヒット曲ではリード・ヴォーカルを務めていた。

「コリーは素晴らしいシンガーであり、偉大なパフォーマーだったんだ。彼は何だって歌うことができたよ」とダニー・ハットンは語っている。

“Mama Told Me (Not to Come)”のパフォーマンス映像はこちらから。

スリー・ドッグ・ナイトは、1967年にコリー・ウェルズ、ダニー・ハットン、チャック・ネグロンの3人によって結成されている。バンド名は非常に寒い夜を意味するオーストラリアのスラングに由来しており、バック・バンドをつけることで、70年代にトップ・グループとして活動した。ゴスペルの影響を受けたその歌い上げるスタイルで、“One”や“Eli’s Coming”といったヒットを飛ばし、“Mama Told Me (Not to Come)”で初の全米1位を記録している。その他にも“Joy toThe World”や“Black and White”といった楽曲で全米1位を記録している。

スリー・ドッグ・ナイトは7ヶ月前にも長年キーボードを務めたジミー・グリーンスプーンが亡くなっている。

コリー・ウェルズには妻と2人の娘、5人の孫がいたという。

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