スリップノットを脱退したパーカッショニストのクリス・フェーンの弁護士はスリップノット関連の数多くのビジネスについて情報を明かされていなかったため、バンドメンバーに対して裁判を起こさざるを得なかったと述べている。
クリス・フェーンは先日、残りのバンドメンバーに対して訴訟を起こしたことを受けて、スリップノットから脱退したことが発表されている。
クリス・フェーンの弁護士の1人であるジョセフ・ダンによれば、クリス・フェーンは次回作となる通算6枚目のスタジオ・アルバムやそれに伴うツアーに関する交渉の中で、それ以外のビジネスの存在を初めて知ることになったという。
「彼は全員が平等に扱われていると思っていたのです」とジョセフ・ダンは『デモイン・レジスター』紙に語っている。「クライアントはただ本当に、20年間ともに歩んできたメンバーとこの問題を何とか解決する方法を見つけたいと望んでいるだけなのです」
「我々のクライアントが知ることのできなかった情報がたくさんあるのです」と彼は語っている。
先日、スリップノットはバンドのウェブサイトでクリス・フェーンの脱退について発表している。「クリスはもうこれ以上スリップノットに参加しない理由を分かっています。スリップノットに参加し続けるために必要なことをするのではなく、非難して、主張をでっち上げたことに我々はガッカリしています。彼がとった道をとらないことを望んでいましたが、ここに参加するにはあらゆることで進化が必要なのです」
クリス・フェーンは訴状の中で、自身はマーチャンダイズやツアーの報酬を一つの会社からメンバーそれぞれの分として分配されて支払われていると言われていたと述べている。しかしながら、クリス・フェーンはバンドメイトたちが他の州にも別のスリップノット関連の会社をいくつか立ち上げているのを発見したとして、バンドの報酬がそれらの会社にも徴収されていると主張している。
クリス・フェーンはバンドメンバーたちが別会社を立ち上げていたことを知らなかったとして、それらの会社から報酬を受け取ったことはないと主張している。彼はバンドメイトの中でもリーダーであるクラウンことショーン・クラハンとコリィ・テイラーの名前を筆頭に挙げている。
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