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ダイアナ・ロスは新たなドキュメンタリー『リーヴィング・ネヴァーランド(原題)』が物議を醸しているマイケル・ジャクソンを擁護している。

『リーヴィング・ネヴァーランド』は、ウェイド・ロブソンとジェームズ・セーフチャックが少年時代にマイケル・ジャクソンから受けていたとしている性的虐待に関する詳細な証言に焦点を当てており、HBOおよびチャンネル4で放映されている。2009年に亡くなったマイケル・ジャクソンは生前、自身に向けられていたあらゆる疑惑を否定していた。

ダイアナ・ロスは今回、『リーヴィング・ネヴァーランド』が放送されたことを受けてマイケル・ジャクソンについて次のようにツイートしている。「これは今朝胸によぎったことよ。私はマイケル・ジャクソンがこれまでも、そして今も、私や多くの人たちにとっての絶大なる偉大な人物であることを信じてる」

ダイアナ・ロスはシュープリームス時代の1965年のヒット曲になぞらえて次のように締めくくっている。「愛の名のもとに、おしまいにして(“Stop In The Name Of Love”)」

一方、バーブラ・ストライサンドはマイケル・ジャクソンの性的虐待疑惑に対する自身のコメントが物議を醸したことを受けて、発言を釈明する声明を発表している。

バーブラ・ストライサンドは先日、『ザ・タイムズ』紙とのインタヴューで発言した内容が物議を醸している。バーブラ・ストライサンドはインタヴューの中でマイケル・ジャクソンの性的虐待疑惑について訊かれると、告発者のウェイド・ロブソンとジェームズ・セーフチャックの証言を「もちろん」信じているとした上で、次のように続けている。「とても痛ましかったわ」

彼女は次のように続けている。「そういう性的嗜好が、彼の性的嗜好だったていうことよね。幼少期の過ごし方から生じたものなのか、DNAから生じたものなのかは分からないけど……『虐待された』とも言えるけど、当時子供だった彼らは、あなたも聞いたかもしれないけど、あの場にいるのが恐ろしかったと言っている。彼らは今や結婚して子供もいるわけで、死ぬほど恐ろしかったっていうことではなかったみたいね」

マイケル・ジャクソンがしたとされている行為に怒りを覚えるかと訊かれると、バーブラ・ストライサンドは次のように答えている。「いろいろな思いがあるわ。子供たちのことは気の毒に思う。マイケルに対しても気の毒に思う。私は両親を責めたいわ。子供たちに彼と一緒に寝ることを許したんだもの」

「どうしてマイケルは小さい子供たちに自分と同じ格好をさせて、ショウで踊らせたりハットを被せる必要があったのかしら?」

バーブラ・ストライサンドの発言はソーシャル・メディアで多くの批判を寄せられることとなり、ドキュメンタリーを監督したダン・リードも彼女を批判した1人となっている。ダン・リードはツイッターで次のように述べている。「『死ぬほど恐ろしかったわけではない』って? バーブラ・ストライサンド、あなたは本当にそう言ったのですか?」

今回、バーブラ・ストライサンドは自身のコメントについて釈明する声明を発表して、その中でウェイド・ロブソンとジェームズ・セーフチャックには「同情するばかり」だと述べている。

「誤解のないように述べますと、子供たちの純粋な気持ちが誰かに利用されるような状況や機会はあってはならないと思っています」と声明は始まっている。「2人の若者の話は聞いていてとてもつらいものでしたし、彼らには同情するばかりです」

「親として最も大切な唯一のことは、子供たちを守ることです」とバーブラ・ストライサンドは続けている。「彼らの両親もまた、名声や空想に誘惑された犠牲者であることは言うまでもありません」

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