フライトゥンド・ラビットは昨年行われたスコット・ハッチソンの追悼公演のラフ音源を無料で公開している。
「ア・セレブレーション・オブ・ザ・ソング・オブ・スコット・ハッチソン」はニューヨークのラフ・トレードで昨年の12月に開催され、亡くなったスコット・ハッチソンを讃えている。スコット・ハッチソンの遺体は行方不明が報じられた後、2018年5月10日にエジンバラのサウス・クイーンズフェリーで発見されている。
追悼公演にはデス・キャブ・フォー・キューティーのベン・ギバード、ホールド・ステディのクレイグ・フィン、ザ・ナショナルのアーロン・デスナー、ボーイジーニアスのジュリアン・ベイカー、ケヴィン・ディヴァインらが出演している。今回、公演から25曲の音源が公開されている。
フライトゥンド・ラビットはサウンドクラウドのアカウントにこの追悼公演について次のように述べている。「この日は喪に服す公演でもなく、悲しみの日でもなく、非常に特別な人と彼が作った音楽を祝福するものでした。スコットは会った人、歌詞を読んだ人、彼のアートを観た人すべてに刺激を与えてきました。毎日、彼の不在を感じていますが、このレコーディングに関わった人々、そしてスコットの死によって影響を受けた世界中の人々の支援によって励まされ、私たちは団結して、前に進んでいきます」
「ベン・ギバード、クレイグ・フィン、アーロン・デスナー、ジュリアン・ベイカー、ケヴィン・ディヴァインにはその援助、愛とやさしさについて多大な感謝を申し上げます。これを聴いた人には笑い、泣き、声の限りで最悪のスコティッシュ・アクセントで歌い、我々の胸の中や声の中でスコットの精神を生き続けさせていただければと思います。生きている限り、この地球に僅かな変化を与えていきましょう」
バンドはスコット・ハッチソン基金への寄付も呼びかけている。スコット・ハッチソン基金はメンタル・ヘルスの問題に取り組むチャリティ団体としてスコット・ハッチソンの死後に立ち上げられている。記事執筆時点で基金には3175ポンドの寄付が集まっており、最初の目標だった2000ポンドを1175ポンド上回っている。
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