2020年の米大統領選でドナルド・トランプの対抗馬として最有力候補の一人である民主党のベト・オルークは就任式でマーズ・ヴォルタにパフォーマンスをしてもらえたら光栄だと語っている。
テキサス州エルパソ出身のベト・オルークは、かつてアット・ザ・ドライヴ・インやマーズ・ヴォルタの活動で知られるセドリック・ビクスラーとフォスというバンドを組んでいたことでも知られている。
現在46歳のベト・オルークは現地時間3月14日に大統領選への出馬を表明しており、表明から最初の24時間で610万ドル(約6億8,000万円)の選挙資金が集まったことも明らかになっている。
ベト・オルークは現地時間3月19日にペンシルベニア州立大学を訪れ、ジョー・フィリップスという学生からのマーズ・ヴォルタが大統領就任式でパフォーマンスする可能性はあるかという質問に答えている。
ベト・オルークは次のように答えている。「キャンペーン中だったり、選挙戦の期間中にマーズ・ヴォルタに何かを演奏してもらえるなら光栄だよ。セドリックにオマー(・ロドリゲス・ロペス)……才能に溢れた人たちによって結成されているグループの一つだよね。彼らがエルパソ出身であることを誇りに思うよ」
ベト・オルークが質問に答えている動画はこちらから。
https://www.facebook.com/joe.marlboro/videos/2538773712819290/
ベト・オルークは先日、エル・パソのドン・ハスキンス・センターで行われたメタリカの公演を訪れたことが明らかになっている。
ベト・オルークは昨年のテキサス州上院議員の中間選挙で共和党のテッド・クルーズにわずかに敗れた後、注目を集めている。予想外の成功となったキャンペーンの中で、彼はウィリー・ネルソン、スプーン、ザ・ナショナルなどから支持を得ていた。
ベト・オルークは以前、2012年に行った『フュージョン』誌とのインタヴューの中で好きな音楽についての質問に答えている。「おそらく、僕の心にあるのは幼少期に聴いていた音楽じゃないかな。パンク・ロックなんだけどね」とベト・オルークは語っている。「僕を最初に音楽の演奏に駆り立ててくれたのは、そんな音楽やバンドたちで、僕を文化的な生活に導いてくれたんだ」
「かつてのブリティッシュ・インヴェイジョンの時代に活躍した人たちにも心を奪われているよ。ザ・フーやザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・キンクスとかね。彼らのことは大好きなんだ。歳を取るにつれて、パンク・ロックのような、若かりし頃に夢中になった力強い音楽への興味を年々失っていくんじゃないかって思っていたんだけど、今も聴きたくなるのはそういう音楽なんだ」
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