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デュラン・デュランのフロントマンであるサイモン・ル・ボンは、自分たちのほうがサム・スミスよりもいいジェームズ・ボンド・シリーズの主題歌を書いたと語っている。

デュラン・デュランは1985年公開の映画『007 美しき獲物たち』に“A View to a Kill”を提供しており、サム・スミスはこれから公開される『007 スペクター』の主題歌をレコーディングしている。

Qアウォードの場で音楽サイト「ギグワイズ」に対してサイモン・ル・ボンは次のように語っている。「ちょっとだけ聴いたんだけど、俺の好みじゃないね。自分たちの曲のほうが好きだな」

さらにこう語っている。「でも、彼はサム・スミスだからね。美しい声をしてるし、大ファンなんだ。彼と彼のやってることは支持してるよ」

『007』シリーズの主題歌を作る上で重要なことを訊かれると、次のように答えている。「常々、エキサイティングで、驚きのある、少しショックを与えるような何かが必要だと思ってるんだ。コード・チェンジでも、リズムの変化でも、詞のひねりでもいいんだけど、驚きは常に素晴らしいものなんだ」

また、サイモン・ル・ボンは、テーム・インパラやFKAツイッグス、チャーリーXCXを気に入っているアーティストとして挙げ、最近の音楽は「多様化してる」と語っている。

サム・スミスによる“Writing’s On The Wall”のミュージック・ビデオはこちらから。

通算24作目となるジェームズ・ボンド・シリーズ最新作『007 スペクター』は、イギリスとアイルランドで10月26日の夜に公開され、同時にロンドン中心部でワールド・プレミアが開催される。順次世界公開される予定で、アメリカは11月6日、日本は12月4日公開となっている。

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