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オジー・オズボーンのバンドなどで活躍したギタリストのバーニー・トーメが亡くなった。享年66歳だった。

バーニー・トーメの訃報は遺族によって発表されており、彼は現地時間3月17日にウイルス性疾患の深刻な合併症との闘病の末に息を引き取ったという。

「バーニー・トーメは67歳の誕生日を翌日に控えた2019年3月17日に、家族に見守られて静かに息を引き取りました」と遺族は声明で述べている。

「彼はここ4週間の間、ウイルス性疾患の合併症のためにロンドンの病院で治療を受けていました。バーニーは人生の50年間を音楽に捧げた人物としてこれからも記憶されるでしょう。彼はとても惜しまれることになります」

バーニー・トーメは1979年に当時ディープ・パープルを脱退していたシンガーのイアン・ギランが結成したバンド、ギランに加入したことでもよく知られている。

バーニー・トーメは『ミスター・ユニバース』や『グローリー・ロード』、『フューチャー・ショック』の3枚のスタジオ・アルバムのほか、ライヴ・アルバムとの2枚組としてリリースされた『ダブル・トラブル』に参加している。バーニー・トーメは1981年にギランを脱退して、ギランにはヤニック・ガーズが代役として加入している。ヤニック・ガーズはその後アイアン・メイデンに加入している。

バーニー・トーメは1982年に、亡くなったランディ・ローズの代役としてオジー・オズボーンのバンドに加入している。しかしながら、バーニー・トーメは彼のブルージーなスタイルがバンドにはそぐわないとして、数公演に参加した後にオジー・オズボーンのバンドを脱退している。その後、オジー・オズボーンのバンドにはブラッド・ギルスが代役として加入している。

バーニー・トーメはオジー・オズボーンのバンドを短期間で脱退した後も音楽制作を続けており、1983年にはアトミック・ルースターに一時的に加入しているほか、1980年代の後半にはトゥイステッド・シスターのシンガーであるディー・スナイダーのバンド、デスペラードに加入している。

亡くなるまで勢力的に活動を行っていたバーニー・トーメは自身の名義でソロ・アルバムもリリースしており、最新作『シャドーランド』が2018年11月にリリースされている。

バーニー・トーメの訃報を受けて、オジー・オズボーンら多くの人々が彼に追悼の意を表している。

「なんて悲しい日だ。俺たちはまた1人、素晴らしいミュージシャンを失ってしまったんだ」とオジー・オズボーンはツイッターで述べている。「バーニーは思いやりのある優しい心の持ち主だった。彼は心から惜しまれることになるよ。彼の家族や友人、ファンに哀悼の意を送ります。バーニーよ、安らかに」

ジンジャー・ワイルドハートはバーニー・トーメについて「真にオリジナルの存在だった。あなたを友人と呼べたことを誇りに思うよ」と述べているほか、ザック・ワイルドはシンプルに次のようにツイートしている。「バーニー・トーメに神のご加護を。1952ー2019」

ディー・スナイダーは次のようにツイートしている。「朝起きて、友人のバーニー・トーメが亡くなったことを知ったんだ。彼はオジー・オズボーンやイアン・ギランと共演したギターの神様だった」彼は真摯なメッセージを次のように続けている。「俺たちは3年間一緒に仕事をして、短命だったけれど、デスペラードのために100曲以上の曲を書いたんだ。彼のことが大好きだった。今日は傷心しているよ。バーニーよ、安らかに。君のギターも涙を流しているよ」

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