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2020年の米大統領選でドナルド・トランプの対抗馬として最有力候補の一人である民主党のベト・オルークは、最新のインタヴューでパンク・ロックへの愛について語っている。

表紙に登場した『ヴァニティ・フェア』誌に対してベト・オルークはフォスというパンク・バンドで演奏していた過去について語っている。メンバーの中には、マーズ・ヴォルタ、アット・ザ・ドライヴ・インでリード・シンガーを務めているセドリック・ビクスラーがいたという。

ベト・オルークはマイナー・スレットやフガジのフロントマンであるイアン・マッケイからの影響について特に語っている。

「彼をとても尊敬しているし、人生にとって大きな意味を持っているんだ」とベト・オルークは語っている。「彼はバンドに在籍することとか、レーベルの経営とか、ライヴをするとかだけじゃなくて、単に生きるという超倫理的な道を象徴していたんだ」

またインタヴューの中で、ベト・オルークはライヴのブッキングのために一度グランジ・レーベルのサブ・ポップ・レコーズの創業者になりすましたことがあることを明かしている。

「一連のライヴが実現しないことに不満を感じた彼は、サンフランシスコで人気のあるロック会場に電話し、声色を変え、有名インディー・ロック・レーベルであるサプ・ポップの創業者になりすました」と『ヴァニティ・フェア』誌は述べている。「オープニング・アクトにフォスをブッキングするよう促し、フォスとレコード契約を結ぼうとしていると主張したという。彼らは無事ブッキングされたものの、2曲演奏したのちにステージを追い出されたという」

ベト・オルークは現地時間3月14日の朝に数ヶ月にわたって噂されていた大統領選出馬を正式に表明している。

ベト・オルークは昨年のテキサス州上院議員の中間選挙で共和党のテッド・クルーズにわずかに敗れた後、注目を集めている。 予想外の成功となったキャンペーンの中で、彼はウィリー・ネルソン、スプーン、ザ・ナショナルなどから支持を得ていた。

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