元ブリンク182のトム・デロングはヒストリー・チャンネルの新番組「アンアイデンティファイド:インサイド・アメリカズ・UFO・インヴェスティゲーション」にエグゼクティヴ・プロデューサーとして出演し、「UFOに関する新たな証拠を明らかにする」としている。
『ニューヨーク・タイムズ』紙は2017年にペンタゴン(米国国防総省)が「先端航空宇宙脅威特定計画(AATIP)」という名の下に地球外からの攻撃の可能性についての謎めいた調査を行っていることを明らかにしている。新番組はそれに続くものとなっている。
全6回からなる新番組はトム・デロングが、元軍の情報関係職員でありAATIPの特別捜査官であるルイス・エリゾンドに対して行ったインタヴューも使われるという。
トム・デロングは宇宙や地球外生命体に特別に関心を寄せていることで知られ、「トゥー・ザ・スターズ・アカデミー・オブ・アーツ・アンド・サイエンス」という地球外生命体研究を行う会社の創業者として知られている。
2017年、ルイス・エリゾンドは政府機関及びAATIPの重役を離れ、「トゥー・ザ・スターズ・アカデミー・オブ・アーツ・アンド・サイエンス」に入社している。
「トゥー・ザ・スターズ・アカデミー・オブ・アーツ・アンド・サイエンス」の紹介動画はこちらから。
トム・デロングは「アンアイデンティファイド:インサイド・アメリカズ・UFO・インヴェスティゲーション」について「この番組でついに真実の議論が行われるようになる」と述べている。「ヒストリー・チャンネルに感謝しているよ。世界的に実力のある科学者、エンジニア、専門家を擁するトゥー・ザ・スターズ・アカデミーのチームに、包括的で説得力のある方法でストーリーを語る機会を与えてくれたからね」
「この番組を見た人はみんな、謎が解明された気持ちになるだろうね。『すごい。今わかったよ』ってね」
ヒストリー・チャンネルの番組責任者で、副社長のイーライ・レラーは、次のように語っている。「これはUFOを追う番組ではありません。未確認現象に関する文化的な議論を引き起こし、最終的に視聴者が各々の結論を引き出せるようなきっかけとなることを願っています」
「このトピックに対するトムとチームの好奇心と情熱によって、素晴らしいシリーズをお届けすることができます」
一方、昨年10月、トゥー・ザ・スターズ・アカデミー社は3,740万米ドル(約41億円)もの負債を負っていることが明らかになっている。
トム・デロングは、ブリンク182脱退後、地球外生命体に関する研究に尽力し、ウェブ・サイト兼ユーチューブ・チャンネルの「オープン・マインズ・TV」から賞が贈られている。
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